内容説明
本書では情緒的障害、知的障害、比較発達障害、学習障害、自閉症障害、身体障害、心身症的障害、人格・行動障害、精神障害の9つの領域に分類し、各障害の病理とその特徴、そして援助方法を入門的に概説した。
目次
1 情緒的障害の心理
2 知的障害の心理
3 比較発達障害の心理
4 学習障害の心理
5 自閉症障害の心理
6 身体障害の心理
7 心身症的障害の心理
8 人格・行動障害の心理
9 精神障害の心理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fumi**
1
心理学の本だと思ったら、介護を学ぶ人のための、障害者の心理についての取っ掛かり的な本でした。それでも初心者用にしては割と詳しかったです。ただ、内容や言葉に関して微妙な古さも感じました。「心の面を忘れて身体の病気を治せるものではなく、医者たちが人間の全体を無視しているために、治す術を知らない病気が多い。医者が人間の心を身体から引き離してしまったことは、今日の医学における大きな誤りである。ープラトンー」今から2400年も前、すでにプラトンは心と身体との繋がりを指摘してたんですね。2012/04/27