感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
30
☆☆☆ 急速に注目が高まっているキーワード「脱炭素」「DX」。この二つの組み合わせを遂行できた企業は当然持続可能性は高まる。しかし言うは易きで、その実現には協力な経営のリーダーシップと、コストを超えるマネタイズ化が必要とされる。今は模索の段階だが、このあたりの議論はより深まってくるはずだろう。「炭素生産性」をいかに高めるか、先端を行く企業(イオン、アサヒホールディングス)の取り組みに注目したい。2022/01/24
Go Extreme
3
先進企業がこぞって「脱炭素化」するワケ:気候危機 ゲームのルール サーキュラーエコノミー 再エネ利用と5R これからの生活者に選ばれるには:生活者の期待 サスティナブルな仕掛け 共創 マーケティングマトリックス 「脱炭素DX」でピンチをチャンスに:トヨタ・味の素・ANA 一挙公開! 3社の取り組み事例:みんあ電力株式会社 イオン アサヒグループホールディングス あなたの企業の存在意義は?:在り方を問う6視点 変貌するキャピタリズム:モノからコトへ 無形資産へと傾く国際社会 デカップリング・スウェーデン2021/10/23
ちさと
1
事例が多く読みやすい。DXは脱炭素に必須であり、改善ではなく変容なのだと説く。炭素生産性をKPIに。モノからコトへ。新たなビジネスを作り出す必然。2022/09/21
ゆうちょ
1
私は脱炭素化は経済成長を停滞させると考えていたが、確かにモノからコトへのシフトにおいて脱炭素化は不可欠であり、その両立が資本主義国家の成長に必要なのだと理解した。 また、単に良いモノではダメで、そこに付与される意味に大きな価値がつき、消費者はそのようなモノを求めるようになったという現状の説明にとても納得した。 脱炭素化というルールが適用された世界で、出遅れた日本は今後どのように立ち振る舞うのか、また自分は何ができるのか、考えながら生きていきたいと思う。2022/08/14
あーりーばーど
1
脱炭素化を「情緒的な環境の危機感」としてではなく、ビジネスチャンスとして捉え、そしてこれをDXが加速する。そのような先進的な事例が積み重ねられることを期待したい。2021/10/30