内容説明
フランス文学界の重鎮鹿島茂と、26万部『京都ぎらい』の井上章一が明かす、世界的人気都市の秘密。
目次
第1章 京都人とパリジャンの気質(生まれと育ちに対する意識;創業年数を誇る京都のお店 ほか)
第2章 京都の花街、パリのキャバレーや娼館(宗教家とエロティシズムの関係;日本の花街とフランスの娼館 ほか)
第3章 京女、パリジェンヌの美人力(かつてのフランス式夫婦、フランス式恋愛;自慢したい男心 ほか)
第4章 京都とパリの魅力、都市史(洛中の人にとっての「京都」はどこ?;パリの人にとっての「パリ」はどこ? ほか)
第5章 京都とパリの食事情(パリの食事情;京都の食事情 ほか)
著者等紹介
鹿島茂[カシマシゲル]
フランス文学者。明治大学教授。専門は19世紀フランス文学。1949年、横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。現在明治大学国際日本学部教授。『職業別パリ風俗』(白水社)で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設
井上章一[イノウエショウイチ]
1955年、京都府生まれ。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手ののち現在、国際日本文化研究センター教授。専門の建築史・意匠論のほか、日本文化や関西文化論、美人論など、研究範囲は多岐にわたる。1986年『つくられた桂離宮神話』(弘文堂、講談社学術文庫)でサントリー学芸賞、1999年『南蛮幻想』(文藝春秋)で芸術選奨文部大臣賞、2016年『京都ぎらい』(朝日新書)で新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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