内容説明
少年のとき視力を失いながら、「見えなくてもできること」を積み重ね、念願の教師に!困難と向き合いながら、迷いつつ、悩みつつ前進。それを乗り越えるべく差しのべられた、たくさんの支援の手…。すがすがしい感動を呼ぶ人間ドキュメント。
目次
1 失明(プロローグ―小学校にて;誕生;失明の告知 ほか)
2 遠い道(筑波大学附属盲学校;「趣味は迷子」;親として ほか)
3 メッセージ(新たな挑戦;勉学とサークル;卒業へ ほか)
著者等紹介
山城紀子[ヤマシロノリコ]
沖縄県那覇市生まれ。1974年、沖縄タイムス入社。学芸部・社会部記者、学芸部長などを経て、現在編集委員・論説委員。担当した主な連載記事は、「社会の谷間に―赤ちゃん置き去りの背景」、「医療過誤訴訟の周辺」、「共生社会を拓く」、「今なお癒えず―証言する元『慰安婦』たち」など。1988年に連載「共生社会を拓く」で新聞労連大賞優秀賞、同年著書『心病んでも』で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。2002年に連載「医の今」でファルマシア医学記事賞受賞
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