“死者/生者”論―傾聴・鎮魂・翻訳

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“死者/生者”論―傾聴・鎮魂・翻訳

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  • サイズ 46判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831515049
  • NDC分類 114.2
  • Cコード C1010

出版社内容情報

死者たちのざわめきに耳を傾け、生者の言葉へと翻訳する。震災を契機に立ち現われた死生学の前線。

鈴木 岩弓[スズキイワユミ]
編集

磯前 順一[イソマエジュンイチ]
編集

佐藤 弘夫[サトウヒロオ]
編集

内容説明

東日本大震災の犠牲者への鎮魂を通じて、死者と生者が苦しみを共有するための方法を模索し、戦後の日本社会が排除してきた声に耳を傾け、魂の奥底にある言葉を翻訳する技術と理論を、医療・宗教・民俗・思想史の観点から解き明かす。

目次

見えないものを語るために
第1部 沈黙の声を聴く―傾聴とは何か(死者のざわめき―「宗教の地平」を探る;声にならない声を聴く―死者の記憶に向き合う宗教者;生者のざわめきを聴く―遺族の想いから生まれるもの)
第2部 支え合う死者と生者―鎮魂とは何か(「死んだら終りですか?」―慈悲のかわりめ;二・五人称の死者―“死者の記憶”のメカニズム;死者たちの団欒―彼岸で再会する人々)
第3部 生き残った者の生―翻訳とは何か(生き残るものの論理 声が届くこと―意味を抜くこと;謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声―酒井直樹の翻訳論再考;「彼らが幸せでいられるなら」―声・権利・責任;声を聴く者の倫理―マッサージ・傾聴・精神分析)

著者等紹介

鈴木岩弓[スズキイワユミ]
1951年東京都生まれ。東北大学総長特命教授・同大学名誉教授。国際日本文化研究センター客員教授。東北大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。宗教民俗学・死生学専攻

磯前順一[イソマエジュンイチ]
1961年茨城県生まれ。国際日本文化研究センター教授。文学博士(東京大学)。宗教・歴史研究

佐藤弘夫[サトウヒロオ]
1953年宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科教授。国際日本文化研究センター共同研究員。文学博士(東北大学)。日本思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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林克也

3
死者って、死んでいないということは理解できた。宗教の成り立ちも、今まで考えてきたことに合致していてよくわかる。そして、絆という言葉の空疎さ気持ち悪さ。今日までの岡山県などの大雨災害、これほどの大災害でも、日本という国の政府は宴会・昼寝・水道の民営化、死刑のワイドショー、そしてフランス?全く以てダメ。機能していない。米軍に貢ぐため国民から搾取し、挙句に災害を利用して見殺す。3.11の時に民主党政権だったこと、今更ながら良かった。あのとき自民党であったら今、日本の国は無い。2018/07/08

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