内容説明
一流マーケターに必要なのは経験か?教育か?4Pを学んだだけではマーケティングを学んだことにはならない。マーケティングにおける知識とは何か。マーケティングを修得するとは何がどのようになることなのか。マーケティング教育を学術的に問うた問題提起の書。
目次
第1章 問題の所在:マーケティング教育の実態と課題
第2章 大規模教室でマーケティングを教えられなくなる日
第3章 マーケティング講義はいかにあるべきか
第4章 ケースメソッドの有効性
第5章 切り取られた現実
第6章 見せかけのPBLにならないために
第7章 PBLの実例
第8章 マーケティングの身体化とメタ問題発見
終章 マーケティング教育学の行方
著者等紹介
坂田隆文[サカタタカフミ]
中京大学総合政策学部教授。博士(商学)。1974年大阪生まれ。1998年滋賀大学経済学部卒業、2003年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。2014年より現職。日本マーケティング学会理事、同学会マーケティング教育研究会リーダー。専攻はマーケティング論、流通論、商品企画論。経済産業省認定「平成19年度産学連携による社会人基礎力の育成・評価事業」企画・運営担当講師、名古屋大学経済学部非常勤講師、名古屋市立大学経済学部非常勤講師、科学技術振興機構(JST)「研究成果展開事業大学発新産業創出プログラム“社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型(拠点都市環境整備型)”」プログラム共同代表者、科学技術振興機構(JST)「大学発新産業創出プログラム(START)大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」プログラム共同代表者。主な受賞歴に、日本マーケティング学会マーケティングカンファレンス2021ベストポスター賞、日本マーケティング学会ワーキングペーパ-2022トップダウンロード賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。