内容説明
グローバル・マーケティングの真髄がまとめられた一冊。売り手と買い手だけでなく、世界も良くする国際的な企業活動は存在するのだろうか。軸となる信念を持ち、達成したい世の姿を念頭に置く。価値観の異なる各国の人々を深く理解しつつも、同時に彼らへの信念を浸透させる。そのような企業活動がグローバル・マーケティングの特徴である。
目次
グローバル・マーケティングの役割と進化(マーケティングと国際化;グローバル・マーケティングへの進化)
グローバル・マーケティングの展開プロセス(EPRGプロファイル;日本企業の抱える課題;ブランド・コンセプト;アーキテクチャとデザイン)
市場参入のモチベーションと形態(市場参入)
市場環境(CAGEモデル;環境要因;カントリー・オブ・オリジン(COO:Country Of Origin)
カントリー・バイアス
文化研究の変遷
国民文化研究への批判と進化)
環境適合とグローバル・マーケティングへの反映(グローバルSCM;サービスのグローバル化;グローバル・プライシング)
著者等紹介
古川裕康[フルカワヒロヤス]
日本大学経済学部准教授。明治大学経営学部卒業。その後、明治大学大学院経営学研究科にて2012年に修士号(経営学)、2015年に博士号(経営学)を取得。経営学博士(Ph.D.in Business Administration)。明治大学経営学部助手、淑徳大学経営学部助教、日本大学経済学部専任講師を経て、2021年より現職。専門はグローバル・マーケティング、ブランド・イメージ管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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