生態学が語る東日本大震災―自然界に何が起きたのか

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829971048
  • NDC分類 468
  • Cコード C0045

目次

第1部 自然災害と生物多様性(自然災害と生物多様性―日本と世界の事例から;宇宙からの目がとらえた津波前後の沿岸生態系の変化)
第2部 干潟や岩場の生き物(津波でわかった生物群集の成因;干潟の底生動物レッドリスト種は大津波を乗り越えられたのか ほか)
第3部 砂浜・海崖・海岸林(海岸砂丘植生に及ぼす津波のインパクト;津波を受けた砂浜植生の回復と埋土種子集団 ほか)
第4部 里の生き物(津波後の湿地によみがえった花;津波震災で誕生した大槌町イトヨの新集団とその保全 ほか)
第5部 復旧・復興事業と生態系(津波被災地で行われている復旧・復興事業と保全;地域復興と減災・防災対策に「海岸エコトーン」という視点を ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

5
日本生態学会東北地区会の研究者による報告をまとめた本です。生態系内の種の個体数を大きく減少させるような環境の急激な変化を「撹乱」と言い、津波の他に火山噴火・森林火災・台風・雪崩などがあるそうです。津波による生態系破壊のマイナス面が強調されがちですが、他の生物の住み着きを促進するポジティブな側面もあるとのことで、なるほどなと思いました。カキの養殖が上手くいきますように😆2020/11/26

takao

3
急速に回復しつつある場所も多い2023/01/13

3
東日本大震災が自然界に与えた影響をまとめた本。東北沿岸域をフィールドにしてきた生態学会の研究者が、震災による自然攪乱を調査した結果、急速に回復しつつある場所も多々あることが判明する。数千年の周期で地震や津波を経験してきた種にとっては可能なことではあるのだが、人間のもたらした防風林やコンクリート建造物の残骸が種の保存を邪魔している可能性もあり、人間の環境の変化のほうが影響を与えているような印象を受けた。しかし、種も遺伝子の系統が減少し、将来も種を保存できるのかは分からない所がある。震災の影響は測れない。2018/10/09

屯糸本

1
不慮のアクシデントが起こる前からの継続的な実測データがどれ程大切かという見本のような本だった。各地に大学があってきちんと基礎研究とフィールドワークを積み重ねていくことの意義を端々に感じた。 震災復興に限らず、人為的な植林や放流を安易にやってはいけない理由も書いてあった。環境保護も少しずつだけど前に進んでる気がしてホッとする。2021/04/27

イシュア

1
一般向けにわかりやすく書かれている。おすすめ。2016/12/14

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