インド太平洋戦略の地政学―中国はなぜ覇権をとれないのか

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インド太平洋戦略の地政学―中国はなぜ覇権をとれないのか

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  • サイズ A5判/ページ数 450p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829508275
  • NDC分類 302
  • Cコード C3031

出版社内容情報

“自由で開かれたインド太平洋”の未来像とは……

強大な経済力を背景に影響力を拡大する中国にどう向き合うのか



コロナウィルスが世界中に蔓延し始めた2020年初頭に出版されたINDO-PACIFIC EMPIRE: China

内容説明

インド太平洋地域のダイナミズムが近未来の世界情勢にどのように影響するのかを地政学的観点から説明する。この地域を独占しようとする中国の挑戦に断固とした態度で臨むことの重要性を、国際政治、外交・安全保障、経済、技術など多角的観点から説く。

目次

名称、地図、そして権力
過去(アジアの水面下の歴史;国家による波乱の航海:地域の故郷を求める探求の旅;インド太平洋の台頭)
現在(ゲームと主なプレイヤーたち;数多のプレイヤー;狙われるウォーターフロント;拡大する戦線)
未来(不信の海を航行する)

著者等紹介

メドカーフ,ローリー[メドカーフ,ローリー] [Medcalf,Rory]
オーストラリア国立大学教授でナショナル・セキュリティ・カレッジの代表を務める。外交、情報分析、シンクタンク、学者、ジャーナリストなどのキャリアを持つ。シドニーの名門ローウィー研究所では、安全保障プログラムの創設ディレクターを務めた。オーストラリア政府では、上級情報アナリストや外交官として、インド、日本、パプアニューギニアに赴任。1999年には日本の外務省に出向し、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」への専門的な支援を行った。また「クアッド」と呼ばれる安全保障パートナーシップを早くから提唱し、現在では、日本を含む多くのインド太平洋諸国との非公式な「トラック2」外交において主導的な役割を果たしている。また、2016年に発表されたオーストラリアの防衛白書のアドバイザーを務めた。インド太平洋戦略コンセプトのオピニオンリーダーとして、国際的なメディアで頻繁に意見を発表している

奥山真司[オクヤママサシ]
国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学非常勤講師。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)卒、英国レディング大学国際政治学院戦略学科(戦略学博士)

平山茂敏[ヒラヤマシゲトシ]
一等海佐。防衛大学校(電気工学)、卒、英国統合指揮幕僚大学(上級指揮幕僚課程)、ロンドン大学キングスカレッジ(防衛学修士)、護衛艦ゆうばり艦長、在ロシア防衛駐在官、海上自衛隊幹部学校防衛戦略教育研究部戦略研究室長などを経て、現在、防衛大学校防衛学教育学群教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

4
オーストラリアの安全保障コミュニティ中枢に位置する著者による「インド太平洋」と中国とを論ずる一冊。オーストラリア目線での「インド太平洋」という視点は非常に新鮮である。本書の冒頭から安倍首相とモディ首相の会談を「インド太平洋」新時代の幕開けと高く評価。クアッドに繋がる多国間の枠組みを強く志向する著者のスタンスが窺える。やや煽り気味な帯や書名とら裏腹に本書はインド太平洋地域の歴史的背景や取られるべき対中国政策を論じており堅実な内容となっている。2022/02/20

ヂェフ

1
中国への抑止を訴えつつ、あくまでも中国を排除せず、関与を維持し続けることを主張する。日本と同じく、原書が著されたオーストラリアもまた中国無しではやっていけないであろうことが伝わる。ソマリアの海賊騒動初期に構想された世界の海軍の統合構想、ロマンはあるけど今や完全な夢物語になってしまったことが悲しい。

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