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内容説明
完敗です。自然の前に、人間は、完敗ですわ。精も根も尽き果てたオレは、そのまま、フラフラ雪の上に座り込んだ。めっちゃ吹雪いてるけど。ここは、数分前まで砂漠だったハズ…。前人未踏領域、どんだけ奇想天外なんだよ!?新天地・アスベルでハードなレンジャー修行に励んだ甲斐あって、何とか前人未踏領域探索キャラバンに同行できることになったけど、オレ、死ぬかな…。超シリアスなマーガス奮闘編のほか、宿命のライバル(!?)防具屋と戦ったり、ケンジが武器に呪われたせいでいいコになっちゃったりと、しょーもないトラブルに右往左往する七人の日常を描いたコミカルな短編も収録。青春経営ファンタジー、盛りだくさんの七巻目。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
14
再読。シリーズ第七弾はエクスに7人がいた頃の話と、6巻裏側でマーガスに起きた事件を描いた短編集。今回も面白かった。やっぱりマーガスが出てくる話は、彼の人柄と性格の良さが伝わってきて良いですね。地味でも平凡でも、マーガスが主人公なのにはちゃんと理由があるんだよな。彼の頑張る姿は、読んでるこちらにも元気を分けてくれる感じがするから好きです。その他の話も、今では懐かしい7人の絡みやドタバタ劇が楽しめたりと満足な出来でした。次巻も読みます。2015/10/20
ジュン
3
ついに7巻目。表紙はジャン。作者がそう言うからそうに違いない。でも作品を読むと少し疑惑が出る。アン先輩のイラストが可愛い……。なぜサブキャラの方が可愛く描かれるのか謎。いや、ただの僕の好みの問題だろうけど。次作で色々動くっ……と良いな。2012/12/17
鑑真@本の虫
2
六巻の裏側でマーガスに起きた出来事を始め、まだ七人が揃っていた頃のエピソードを収録した中短編集。 やはりマーガスは善人だったなぁ。 人情に厚く、仲間想いで優しいマーガスが素敵だった。 何より、六巻の裏側であんなカッコいい登場しちゃう辺りがやはり主人公だな。 短編で語られたエピソードも非常に良い。 和気藹々としながらも体当たりな七人の姿が見れるのは嬉しい。 聖なるケンジは話にしか出ていなかったので、それを見れるのもいいと思う。 さて、聖剣騒動はどうなるかな?2014/10/26
みやぎ
1
短編集。気になる所で前巻が終わったけど、後半は6巻のマーガス視点の話。何とか上手く収まって欲しい。あとがきにもあったけれど、表紙のメインが七人一回りしましたね次回は誰かな。2016/06/02
nais
1
防具屋さん危なすぎ。6巻の裏側も面白かったけれどもう少し緊迫感が欲しかったかも。2014/01/04