出版社内容情報
没後1400年の真実!
【和の精神】【同調圧力】【勝ち組・負け組】【タタリ】……
学校では教えてくれない「今の私たち」と「太子の教え」の強いつながり!
十七条憲法の現代性、
「日出ずる処の天子」国書の意義、
そして謎に満ちた死と怨霊伝説まで、
本当の太子像が明らかに!
「あいまいな日本人らしさ」の源流を、
聖徳太子の生涯と、知られざるエピソードから、
世界一わかりやすく解き明かす、
時空を超えた極上のエンターテインメント!
2021年、1400年遠忌を迎える聖徳太子の実像と、日本人に与えた影響、そして太子が目指した理想の国家像に歴史家、井沢元彦が徹底的に迫る!
内容説明
そもそも、なぜ天皇になれなかったのか?なのになぜ、史上最大の「偉人」なのか?十七条憲法の現代性、「日出ずる処の天子」国書の意義、そして謎に満ちた死と怨霊伝説まで、本当の太子像が明らかに!
目次
序章 なぜ、聖徳太子は1400年間、崇拝され続けてきたのか?(仏教伝来と密接にリンクする青年聖徳太子の成長と活躍;研究者が相手にしない、聖徳太子伝説の本当の意味)
第1章 日本の国家体制を築き上げた、スーパースターの苦悩(中央集権化を進めつつ、諸豪族を次々と追いやった蘇我氏;仏教から彫刻、絵画、工芸まで、渡来人の力で花開いた飛鳥文化 ほか)
第2章 日本人のDNAを決定づけた「十七条憲法」の大事な本質(重要なことがすっぽり抜けた、日本史教科書で習う「十七条憲法」;もっとも大事な第一条で、太子が本当に伝えたかったこととは? ほか)
第3章 聖徳太子の強硬外交と、謎に満ちたその最期(外交的にきわめて非常識だった、「日出ずる処の天子」の国書;聖徳太子の最初の業績は、朝鮮への出兵計画だった! ほか)
第4章 「怨霊」となった聖徳太子と、1400年続く「日本教」のひみつ(1972年に発表された、聖徳太子を読み直す衝撃の新説;日本を天皇家から奪おうとした、「キングメーカー」蘇我氏 ほか)
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社し報道局に勤務。80年、『猿丸幻視行』(講談社)で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念し、歴史推理小説の分野で活躍する一方、日本史と日本人についての評論活動を積極的に展開。歴史についての鋭い考察は「井沢史観」と称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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残心
Juichi Oda
手ぬぐいゲッター