内容説明
さきたま古墳群は「古代東アジア古墳文化の終着点」として世界遺産登録を目指している遺跡、かたや大國魂神社は、武蔵国の総社。実はこのさきたま古墳群と大國魂神社は、信じがたい精度でもって南北ラインで貫かれている。さきたま古墳群は九基の大型古墳からなるが、最大の前方後円墳は二子山古墳と呼ばれ、その中心点と、大國魂神社の拝殿および本殿を貫く中心ラインとが、正確に一致するのだ。のみならず、さきたま古墳群の配置は、なんと星空の北斗七星を模していたのである!一体どのような人たちが、この神とも言える設計図に基づき、このような配置に合わせて古墳を作ったのか?なぜ星座を模すことが可能だったのだろうか?西暦500年代と目される古代遺跡である!?この最大の謎を解く!さらに、このさきたま古墳群から出土した日本の古代史を語る上ではかかせない第一級の国宝、『金錯銘鉄剣』の数々の謎を明らかにし、日本最古の神社を解明し、『魏志倭人伝』に記された記述の内実に迫るなどいわゆる教科書に記された古代史の真相を大きく塗り替える!知的刺激に満ちた本来の意味の歴史推理ノンフィクション。
目次
第1章 巨大円墳
第2章 北の護り
第3章 裏の七不思議
第4章 北斗と南斗
第5章 笠原一族
第6章 宮之〓・比理乃〓・金比羅
第7章 全世界の神殿
著者等紹介
西風隆介[ナライリュウスケ]
1955年、神戸生まれ。甲陽学院卒。鳥取大学農学部卒。場末のバーのピアノ弾き(水野晴郎さんのホテルニューオータニ・クリスマスディナーショで演奏)や、東京丸の内にある商社(新東亜交易)勤務などを経て文筆業に転出。「ゆうむはじめ」のペンネームで『宜保愛子 霊能力の真相』(データハウス)などで超能力の科学的解明をし、話題となる。超能力関係の著述やテレビ出演多数。その後「西風隆介」のペンネームで人気小説『神の系譜』シリーズ(徳間書店)などの古代史をテーマとした話題作を執筆。なお父親の津田庄八郎は日本最初の女子サッカーチームの創設者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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