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内容説明
「心に響く本当にいい話」「どのエピソードも胸にくる」―ネットで大反響を呼んだ人間ドラマに、放送されなかったエピソードを追加し書籍化!
目次
第1話 49歳、年の差を超えた電車のなかの友情物語―JR中央線
第2話 生きる勇気を与えてくれた伝言板の青春物語―JR東海道線二宮駅
第3話 子どもたちの背中を押す卒業へのメッセージボード―三陸鉄道久慈駅
第4話 あきらめずに夢をかなえた50歳からの再出発―紀州鉄道
第5話 利用者を見守り続ける駅のなかの理髪店―JR小浜線加斗駅
第6話 親子の心と心を結ぶ記憶で描いた鉄道画―西武鉄道
第7話 人と人の縁をつなぐ服を着た小便小僧―JR浜松町駅
第8話 みんなが家族になれるサヨばあちゃんの休憩所―大井川鐵道抜里駅
第9話 夫婦で守り続けたなつかしい釜飯の駅弁―長良川鉄道美濃太田駅
第10話 一番大きな夢を乗せて天国へ旅立った小さな運転士―江ノ島電鉄
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
75
何度でも泣けるとありますが、すべてに涙を流せるわけではありません。第1話のインパクトが強すぎたのか、残りの話にはさほど、インパクとを感じることはできませんでした。それだけ、第1話が素晴らしいと言うことです。すべての話が実話だけに、無理にドラマを作らなくても、心に沁みるものだと思います。話は変わりますが夜汽車と言えば、堺正章さんが唄っていた「さらば恋人」がイメーです。2020/08/18
ポチ
63
鉄道に関連する10の実話。どれもまだまだ日本人も捨てたもんじゃ無いなぁ、と思える温かい話。タイトルのとおり心に沁み、江ノ電の話では泣いてしまいました。2020/04/26
けんとまん1007
58
まさしく心に沁みた。涙もジンワリ。。。ほっこりもあれば、切ない物語もあって、それぞれ沁みました。改めて、人(ひと)って素晴らしいなあ~、まだまだ希望はあるなあ~と何度も感じた。今日を生きる、明日へ・周囲へ眼を向ける。行ってみたい先が増えました。2020/09/26
ぶんこ
52
『「沁みる」とは、ただ「泣ける」だけではない。「感動できる」だけでもない。心にグッときて共感できることなのではないか?』と書かれていました。馴染み深い江ノ電では、危ないのではというマイナス面を、いかにして克服して実現に向けていくかと尽力する人々に、まさに沁みました。そして憧れつつも一度も乗車したことのない大井川鐵道。無人駅の「抜里駅」での「サヨばあちゃんの休憩所」には是非行きたい。通勤電車にも「沁みる」実話がありました。49歳の年の差を超えた友情では、小学生の男の子が実にいい。三陸鉄道のおくる言葉もいい。2020/07/24
いっせい
51
駅。そこは人と人をつなぐ場所。それぞれに小さなドラマがあり、人の想いが溢れている。ひょっとしたら、私達の身近なあの駅にも何かドラマがあるんじゃないか? そんな想いに駆られる全10話。どのエピソードも、胸にぎゅっと、優しく沁み入ってくるようなお話ばかりでした。浜松町駅の小便小僧、今日はどんな服を着ているのでしょうか?大井川鐵道の「サヨばあちゃんの休憩所」は、まだ営業しているのでしょうか?是非、行ってみたい。2020/09/17