内容説明
「今、ここにある危機」から絶対に目を背けてはならない!No.1チャイナウォッチャーが、メディアで流れる「トランプvs.習近平」構図だけでは絶対に見えない、報復の応酬の先にある両大国の真の目的、そして日本の進む道を徹底解説!21世紀最大の外交、安全保障問題の答えをデータ、ロジック、そしてファクトで解き明かす!!
目次
はじめに 米中貿易戦争で、一体誰がババを引くのか?
第1章 自信の回復―トラブルを解決できない愚かな国からの脱却(トラブルを解決できない「愚かな国」同士の関係;“日中接近”の裏にある抗えない力 ほか)
第2章 消費者の選択―世界中が陥った過度な“中国シフト”(2014年に習近平が見せた日本への“微笑”の意味;なぜ、クリミア問題が中国に変化を促したのか? ほか)
第3章 技術の内製化―「中国製造2025」の先にあるもの(戦争の主役はアメリカ産自動車と中国産iPhone;出禁にするなら、レストランを丸ごと買ってしまえ ほか)
第4章 外交の転換―習近平の“語録”から消えた「核心的利益」(安倍首相が国のトップとして15年ぶりにとった行動の意味;最速でキャッシュレス社会が誕生した理由 ほか)
第5章 利害の複雑化―分裂するアメリカの思惑と中国の最終ライン(消えた「パンダハガー」と「ドラゴンスレイヤー」;中国国民が決めるアメリカと迷わず戦う条件 ほか)
おわりに 「日中対立」関係を令和でどう活かすべきか
著者等紹介
富坂聰[トミサカサトシ]
1964年愛知県生まれ。北京大学中文系に留学した後、週刊誌記者などを経てフリージャーナリストに。94年『「龍の伝人」たち』(小学館)で、21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞を受賞。新聞・雑誌への執筆、テレビコメンテーターとしても活躍。2014年より拓殖大学海外事情研究所教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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