内容説明
日本の国難を直視すべき時がやってきた。日本人が知るべきアメリカと中国の最新レポート!
目次
まえがきにかえて―米朝首脳会談と中国、そして日本
第1章 米中対決の新時代
第2章 米中の軍事せめぎあい
第3章 トランプ政権の読み方
第4章 トランプ外交政策とは
第5章 中国の「新皇帝」の独裁
第6章 アメリカに挑む中国
第7章 日本はどうなるのか?
著者等紹介
古森義久[コモリヨシヒサ]
産経新聞ワシントン駐在客員特派員。麗澤大学特別教授。国際問題評論家。1963年慶應義塾大学経済学部卒業後、毎日新聞入社。その後に米ワシントン大学留学。72年から南ベトナムのサイゴン特派員。75年サイゴン支局長。76年ワシントン特派員。81年米国カーネギー財団国際平和研究所上級研究員。83年毎日新聞東京本社政治部編集委員。87年毎日新聞を退社して産経新聞に入社。ロンドン支局長、ワシントン支局長、中国総局長、ワシントン駐在編集特別委員兼論説委員などを経て、2013年から現職。日本記者クラブ賞、日本新聞協会賞、ボーン・上田国際記者賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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柔
21
北朝鮮は恐ろしい国であるが、それ以上に恐ろしいのは中国ではなかろうか。「アジア太平洋勢力を強め、アメリカをアジアから後退させ、アメリカ主導の国際秩序を嫌い、それに挑戦する」今後どんな世界になってしまうのだろうか。トランプ政権といえばマイナス報道ばかりが目立つが、その理由に民主党支持の新聞社と日本メディアが記事使用の協定を結んでいたのだ。トランプ(共和党)が保守、オバマ(民主党)はリベラル。そんな構造すら知らなかった。オバマ政権が進めていた平和主義の期間で中国が力をつけてきた現実というのももどかしい。2019/03/11