内容説明
親が亡くなったときの片付けのすべて。現場を1900件見たからわかる、遺品整理の行い方。実家の片付け決定版!
目次
第1章 親の家には財産も、負債もたくさん眠っている(親の家は「親の生きた証」そのもの;「親との本当の別れ」に向き合うとき ほか)
第2章 遺品整理・実践編(その遺品整理、あなたが引き受けても大丈夫ですか?;放置された医療系注射針が指に刺さり、病気に感染する羽目に ほか)
第3章 親の家のたたみ方(完全な「空き家」になった家、どう活用する?;「空き家バンク」が活用できるかも ほか)
最終章 「生前片付け」はどうあるべきか?(「生前整理」の無理強いは逆効果;「どうして捨てたくないのか」その理由に思いを馳せよう ほか)
著者等紹介
内藤久[ナイトウヒサシ]
さいたま市で遺品整理業を営む「遺品整理の埼玉中央」代表。1960年生まれ、東京都出身。京王プラザホテル、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル勤務を経て、2000年にハウスクリーニング会社を開業。2005年より、当時はほとんど着目されていなかった遺品整理の事業を本格的にスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぐっち
21
実家の父が亡くなり、残されたのは田舎のゴミ屋敷。きょうだい3人で顔を見合わせ、どーする?どこか業者知ってる??田舎なので業者さんも少ない。次に帰省するまで自分は何もできないので、とりあえず関連の本を読むことにします。この本は遺品整理をされてるかたの本。父親の上着のポケット、和室のたんすの一番上の段…ああー確かに何か入っていそう。どこから手を付けていいか迷うけど、玄関口から一部屋ずつ奥へ、床→テーブル→棚→押入れ。実践してみようと思います。2021/10/23
スリカータ
3
財産を見つけてというのが引きつけるポイントか。業者に頼むと高額。自分でやるのも重労働。2018/09/24
り
2
今年ばあちゃんが亡くなり、1人暮らしとなったじいちゃん。物が多すぎる上に片付けも苦手、掃除はほぼ1人ではやらないだろう…こんなん使わんやろって言って諸々捨てた後悔とかちょいちょい思い当たる節が。とりあえず物への執着が強いじいちゃんにはNGワード。コロナで県外へ行けないのでばあちゃんの服とか遺品整理もままならない。どうなることやら…自分の親のことも片隅では考えておかないと。2021/09/23
Hisashi Tokunaga
1
整理のためのノウハウまず、玄関口からはじめる。下から上へ、見えるところからタンスや押し入れの中など(・_・D フムフムとうなづきながら読み進んだ。後半は法令の理解をしつつ整理は進められるものなんだ、と改めて納得。どうやら整理屋さんという専門家を検討してまかせた方が早そうかな?自己流は失敗の元か?2018/12/20
ぱくちぃ
0
非常に実用的。 具体的。 段取りを教えてくれる。 図書館→購入→家族に進呈。 実家の片付けを考えただけで気が重くなる人はまずこれを読むといいかも。