私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた―わが青春の中国現代史

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私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた―わが青春の中国現代史

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784828420318
  • NDC分類 222.077
  • Cコード C0095

内容説明

中国人エリート、残留孤児二世だったからわかる。独裁者・習近平は毛沢東がつくった!日中が蜜月だった時代もあった。

目次

第1章 暗黒の少年時代
第2章 毛沢東がつくった恐怖の二七年間
第3章 日中が蜜月だった八〇年代
第4章 人生の転機、アイデンティティの克服
第5章 反日と愛国の源流
第6章 王岐山を支配下においた習近平が狙うのは太子党
第7章 強権政治の裏にある指導者たちの不安
第8章 成長なき経済の悲劇
第9章 習近平最大のばくち、台湾併合

著者等紹介

石平[セキヘイ]
1962年、中国四川省成都市生まれ。80年、北京大学哲学部に入学後、中国民主化運動に傾倒。84年、同大学を卒業後、四川大学講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、民間研究機関に勤務。2002年より執筆活動に入り、07年に日本国籍を取得。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞

矢板明夫[ヤイタアキオ]
産経新聞外信部次長、元北京特派員。日本人残留孤児2世として、1972年、中国天津市生まれ。15歳のときに日本に引き揚げ。千葉県出身。1997年、慶応大学文学部を卒業。同年、松下政経塾に入塾(第18期生)、アジア外交が研究テーマ。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師を経験。2002年、中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞社に入社。さいたま総局などを経て2007年に中国総局(北京)特派員。2016年秋に本社外信部編集委員、2017年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スウィーニー校長

14
★★★★☆ 文化大革命時代の中国で暮らしていた2人とも、 近所の人が公開処刑されるような中国を、 本気で幸せな国と思っていたと…。 全体主義、おそロシア。 中国経済に明るい見通し、材料などなく、 周体制が危うくなったら、起死回生の「台湾侵略」に走るのでは、と懸念されている。 中国はロシアのクリミア併合を熱心に学んでいるらしい。 台湾加油!!2018/12/21

トラ

8
先日、池上彰氏が「中国が独裁体制なら日中関係はよくなるはず」と言っていましたが、どう考えても納得いかないな、ということを再確認できました。後半は他の評論本でも得られそうですが、前半部分はこの二人でないと無理でしょう。実体験がある分、重みが違いました。公開処刑が人民たちの娯楽だった時代のエピソードは背筋が冷える思いでした。そして、習近平はこの公開処刑を復活させている。たまに、ネットで「上海の景観はすごい。日本は落ちぶれた」という論調を画像つきで見ることがありますが、本書を読むと「だから何なのか」と思います。2018/08/31

わっきー

3
これは現代の出来事か!?と疑うような、理不尽な「処刑」が繰り返されていた話は本当に驚愕だった。毛沢東の印刷された新聞紙で大根を包んだお婆さん、同人誌のタイトルがまずかった文学青年、歴史に正解は無いけどこんな事で人が殺される時代はあってはならない。それでも外部の情報を遮断し洗脳することで、他の国よりは幸せだと思ってた事が恐ろしい。もう2度と天安門事件のような悲劇を起こさないで、中国が良い方向に向かってほしい。2020/12/07

■TERU■

3
お婆さんが突然捕まってしまうお話がとても辛い。 そんな事がまかり通ってしまう中国と言う国。 チベットやウイグルの人達だけでなく、自国の国民までも騙し殺してしまう。 これから中国がどんなことをしてくるのか、僕ら日本人は覚悟しなければならない。2018/08/19

おとう

2
共産党内部、習近平周辺の状況分析は「確かに」と思わせる所が多々あり。 参考になります。2019/02/16

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