内容説明
経済大国が発行する仮想通貨は価値固定、民間系は変動型になる。そしてドル基軸体制が崩壊する！わかりにくい仮想通貨の仕組みをやさしく解説、その明るい将来を予言するバイブル。
目次
第１章 通貨革命の前奏曲が鳴り響く
第２章 ブロックチェーンによる通貨・金融・会計の革命
第３章 仮想通貨はセキュリティから見ると理解できる
第４章 仮想通貨の課題（Ｔａｓｋ）と問題（Ｐｒｏｂｌｅｍ）への考察
第５章 仮想通貨で消えるドル基軸と、その未来
第６章 通貨の信用構造とはなにか
著者等紹介
吉田繁治［ヨシダシゲハル］
１９７２年、東京大学卒業（専攻フランス哲学）。流通業勤務のあと経営と情報システムのコンサルタント。８７年に店舗統合管理システムと受発注ネットワークのグランドデザイン。経営、業務、システムの指導。９５年～２０００年は旧通産省の公募における情報システムの公募で４つのシステムを受託し、開発。２０００年、インターネットで論考の提供を開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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蛸墨雄
5
わからないなりに、ともかく最後までと読み進めた。ただ、投資家のプロもアマもないという真理や、投資と言うものの含むリスクなどについてなるほどと思える部分も多々あった。仮想通貨が今後貿易でドルに取って代わると1ドルが50円程度になりこれが本来のドルの持つパワーであるとの解説にもなるほどと納得すること多々あった。そうなるとアメ車もう少し売れるかもしれないなぁと思えるからだ。リンカーン・コンチネンタルが300万円なら十分選択の余地があると思えるから。ブロックチェーンの解説中に素数が１からという部分は要訂正！2018/07/16
らい
4
政府主体の発行の流れもそう遠くないうちに手探りながらも進んで行くのか。インターネットや通信技術を伴った進化？変化？で、Iotも最近よく聞くけど、どちらも問題は金融的なものよりもオープンなインターネットに対するハッキング防衛にある。実用的な視点では個人というよりは企業の国際取引に大きな影響がありそう。投機的には価格変動が大きすぎて多分に博打だなあ。2018/08/24
nori
3
As fact sheets, I think this book is useful. But we must be suspicious of auther's idea. He insists on strong yen. He must review dual mandate of FRB. World is so complicated. Besides on jun06 2018, 51% was successful which he said it never happened. 2018/06/06
Kenta
2
「アフタービットコインのその後」と表紙に書かれてたから、期待値高めやったけど超えてきた。 よくあるフィンテック革命紹介！みたいな感じではなく、ドルと円の未来についても書かれており、国のパワーバランスが変化するのも理解できた。 ハイパーインフレが起こってる国は仮想通貨に切り替えることで、発行制限をかけ、デフレ通貨へと変化することができる。 （作者はペトロ発行前にベネズエラに仮想通貨を推奨していた…） 2018/05/09
しゃどーろーる
1
仮想通貨が当たり前の世の中になるのはそう遠くないとはっきりと思わせる内容でした。政府発行とゆうちょ銀行などが発行する2週類の仮想通貨を上手く使いこなせるかな。 仮想通貨でドル基軸の体制が崩壊するとどんな経済になるのやら。1ドル50円の時代に備えないと。2019/01/07
