内容説明
プレッシャーや成果主義では、いい結果は出せない。結果がほしければ、まず心のマネジメントに注力する。“フロー=機嫌よく快に生きれば”、人も組織もうまくいく!一流アスリート、アーティスト、有名企業も取り入れるひと目でわかる「イケてるマネジメント法」。
目次
第1章 フローとはどういう状態か(プレッシャーが人を動かす時代の終焉;「結果エントリー」思考の弊害 ほか)
第2章 フローを知識・意識により・下意識化する(フロー度をタイプ別に見る―ストレス状態・偽フロー状態・真フロー状態態;新しい脳の使い方 ほか)
第3章 フローに生きるための思考法(「自分で決めると決める」;自分ツールを最大限利用する ほか)
第4章 フロー・カンパニーへの道(「コーチ力」;フローな組織の在り方)
著者等紹介
辻秀一[ツジシュウイチ]
スポーツドクター、産業医。株式会社エミネクロス代表。1961年東京生まれ。北海道大学医学部を卒業後、慶應義塾大学病院内科、慶大スポーツ医学研究センターを経て独立。応用スポーツ心理学とフロー理論を基にしたメンタル・トレーニングによるパフォーマンス向上が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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摩周
2
心とパフォーマンスは常に相関の関係。結果によって元気を失うことがないように、結果エントリーではなく、心エントリーで考える。揺らがず、とらわれず。のフローな心の状態をつくる。そのためにはセルフイメージを大切にする。 難しいという考え方にとらわれない。ダメかもと揺るがない。セルフイメージは大きく安定。セルフコンセプトは質が高く柔軟性を。状況に即して最適、最大、最良、最高にパフォーマンスを発揮する。10秒ごとにフローになれる。 結果を出し続けるためにも意識していきたい。2018/06/06
マサト
1
フローな状態をつくるにはどうしたらよいのか? 指導する側される側、どちらにも工夫の面が必要不可欠。形だけやるのが嫌ではなくて、まずはやってみることが大切。その【やってみること】は【フローな状態をつくる言葉や行動】を吐き出すことが大切。とりあえずやってみることでその後のフローな状態が作られる。 結果ではなくて変化に重点を置く。周りも結果でなくて変化に着目する。周りは我慢が必要な部分もある。 やってみようと思える情報が山積み。即実践!!2021/01/19
加藤 勤
1
福生店で平積みしているのを買いました。ミハイの「フロー」の概念をビジネスに応用した本。図解が多くて読みやすいです。著者が医者でスポーツトレーナーという点もユニークです。 https://ameblo.jp/bookstama/entry-12337156037.html2017/12/18
Hideki Maeda
0
簡単に言うと常にご機嫌(フロー)の状態でいよう、でないと良いパフォーマンスは出せないよと言ってます。成果主義やプレッシャーが人を動かす時代はもう終わったと。にわとりが先か卵が先かみたいな感じ。結果や対処療法に終始しないこと。心を良い状態にして、そこから物事を始めようと。そのためにはどうすれば良いかがたくさん書かれています。2021/11/05