内容説明
「日本人はもっともっと強くなれる!」挫折、中傷、波乱、決別、孤独…すべてを飲み込む西郷流リーダーシップ!!生誕190年&没後140年、そして明治維新150年!今こそ知っておきたい大西郷の人生と熱い名言!
目次
第1章 若き日の情熱ほとばしる言葉(1854~1859)
第2章 理想と現実のギャップに悩める言葉(1860~1864)
第3章 リーダーとして才気あふれる言葉(1864~1868)
第4章 気合、失意、そして悟りの言葉(1869~1873)
第5章 人生50年、「智仁勇」の集大成となる言葉(1873~1877)
第6章 現代人の心に深くしみこむ「遺訓」
第7章 有名人の通信簿―西郷どん、一言でいうとこんな人
第8章 齋藤流、西郷どんの読み解き方
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。TVコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モルツー
3
とても読みやすくてオススメ。 大河ドラマスタートに向けて、物凄くたくさん発売されている「西郷どん」本。種類が多すぎて売場で溺れそうになりますが、迷ったらこの本をオススメします。 西郷さんの思想と歴史、両方をバランス良く学ぶことができます。しかも齋藤先生による説明はとても分かりやすくて、スイスイ読めてしまいます。 知ってるつもりの西郷隆盛。 本書を読んで、改めて、この大人物を知ることができた気がします。2017/12/30
akihito kanokoda
0
私自身が鹿児島出身ということもあり、西郷どんに興味があり読みました。自分自身の損得勘定ではなく、常に国の事、天皇の事を考え、尽くした人だと感じました。そして、いかなる状況でも自分の志を貫いた方だと感じました。西郷どんの人生の流れから書物に書かれた言葉がピックアップされ、彼が人生経験によって得た考えを読み取ることができて、良かったです。2021/10/03