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内容説明
自分を苦しくする“自己啓発的生き方”は、もうやめませんか?常識に自分を縛りつけて、苦しんでいませんか?すべての人が「高い成果」を求めて生きる必要なんかない―心が楽になる「その日暮らし」の生き方。
目次
1章 即断即決しない先のばし仕事術(仕事をするのに手帳はいらない;オリジナリティはなくてもいい ほか)
2章 心がラクになる悩みリセット術(マイナス思考をおそれない;気乗りがしないときは無理しない ほか)
3章 誰とも割り切ってつきあう人間関係術(上司と気が合わないときこそ成長のチャンス;異性の同僚とは演技で接する ほか)
4章 ひとりでもできる、人生を謳歌する方法(人生に勝ちも負けもない;健康法にとらわれすぎない ほか)
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960(昭和35)年、北海道生れ。東京医科大学卒業。精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を中心に、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広くジャンルで活躍、さまざまなメディアで発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あこ
14
2009年『大事なことは先のばしにしなさい』を改題、大幅に加筆した新書版。『自分を苦しくする“自己啓発的生き方”は、もうやめませんか?常識に自分を縛りつけて、苦しんでいませんか?すべての人が「高い成果」を求めて生きる必要なんかないー』。さっくり読める。ご自分の後悔していることにも触れ、飾らず綴られており共感できた。図書館 2017/08/06
みるく
9
日頃、自己啓発本を全く読まない…この本を見かけて??と思い手にしてた本。見出し「自己啓発的な生き方はもうやめませんか」「…前向きに日々頑張っている人はお読みにならないで…」この言葉に引き込まれた。私は完全なる下向き思考。若い頃はそんな自身の性格を恥、啓発本を読むが、この年齢になると結局ムリをして心を飛躍させるよりこのままが心地良いと感じる。香山さんのスロー思考は私のような下向き思考でもいいよ…と認めてくれる。自分に甘くイヤな事は忘れ、小まめに休む…前向きだけが人生じゃないって思ったら心がラクになった。2017/03/30
むりかもまるがお
1
読みやすかった。論文の書き方とか。著者のこととか。2017/07/02
ヒトコ
1
「自分に自信がある人、もっと成長したいと前向きに日々をがんばっている人」は読まないで、という注意書きがある通り、高い成果を目指す自己啓発的生き方を肯定する風潮に一石を投じる内容。世の中のスピード化により即断即決を求められる毎日に疲れた時、読んでみるといいかも。自分は世の中について行けない方なので、読んでいてホッとした。2017/06/12
雑賀THE王
0
備忘録 自分にやさしく、 イヤなことはすぐ忘れ、 都合のいいことだけを考えて、 こまめに休みながら気楽に生きて、 働くための仕事術。2017/11/29