内容説明
間近に迫る中国の武力侵攻を食い止めよ。2017年から始まる経済戦争がラストチャンス。
目次
第1章 暴走する中華秩序と屈辱の一〇〇年
第2章 世界がまったく理解できない中国人の論理
第3章 米国は必ず経済戦争を仕掛ける
第4章 経済大崩壊で中国瓦解の可能性
第5章 米中激突に求められる日本の覚悟
第6章 日中対立を煽った朝日新聞の罪
第7章 台湾論―なぜ日本と台湾は惹かれ合うのか
著者等紹介
門田隆将[カドタリュウショウ]
1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。ノンフィクション作家として、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなど幅広い分野で活躍。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞受賞
石平[セキヘイ]
拓殖大学客員教授。1962年、中国四川省成都市生まれ。80年、北京大学哲学部に入学後、中国民主化運動に傾倒。84年、同大学を卒業後、四川大学講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程を修了し、民間研究機関に勤務。2002年より執筆活動に入り、07年に日本国籍を取得。14年『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はるほのパパ
23
少し過激すぎるタイトルで内容と合わない気がするが、暴走する中国と世界に通用しない倫理観とでも言えようか。 石平氏と門田隆将氏の対談形式で「集団的自衛権」「朝日新聞の大罪」「中国の常任理事国入り」など分かり易く語られている。 北朝鮮より今の中国のほうがとても脅威に見える。 中国経済の崩壊で瓦解の可能性に期待したい。 2017/08/15
はるほのパパ
14
じっくり再読。中国の力の論理を何としてでも阻止し、抑え込まなければならない。朝日の三つの大罪は非常に残念で許しがたい。。。 2017/09/30
Lila Eule
10
建国以来の侵略史の根底にあるものを理解できた。覇権主義と反日と国内統制が暴走に達した事がよくわかった。確か九千万人の党員と三百万人の党の軍隊と軍並の予算規模の治安警察がその他十数億人を抑圧、封殺する規模と聞く。今、極東の民主主義のラストチャンスで、覚悟の時との警鐘が主題。震撼する時が目前にみえてきた。教育は恐ろしいものだ。日本人は皆殺しにしてよいと価値教育され、太宗の国民がそう考えている国がある事実は恐ろしいものだ。扇動する日本の新聞社は絶望的。2017/06/17
鉄善
3
トランプ大統領の中国の為替操作批判、ロシアとの関係改善への意欲、「ひとつの中国」疑問発言の時期があったなと思い出しつつ本書を読了。今は北朝鮮問題対応での米中急接近、台湾からのラブコール無視、FBI長官解任によるロシアスキャンダルの予感、今この対談があったらどのような展開となるのかに興味津々。2017/05/11
金吾
2
○一面的かも知れませんが中国の考え方がわかります。また、朝日新聞の罪深さもわかります。2019/10/21