内容説明
そして戦前日本は軍国主義国家ではなかった!碩学による「日本教」の徹底分析!政治・経済・宗教など叡智を尽くした議論白熱!
目次
第1部 日本社会の戦前、戦後(戦後日本は民主主義国家ではない;戦前日本は軍国主義国家ではない)
第2部 神学としての日本教(宗教へのコメント;日本教の教義;日本教の救済儀礼―自然、人間、本心、実情、純粋、序列、結婚;日本における神義論;日本教的ファンダメンタリズム)
第3部 現代日本社会の成立と日本教の倫理(日本資本主義の精神;日本資本主義精神の基盤―崎門の学)
著者等紹介
山本七平[ヤマモトシチヘイ]
1921年東京生まれ。1942年、青山学院高等商業学部を卒業。野砲少尉としてマニラで戦い、捕虜となる。戦後、山本書店を創設し、聖書学関係の出版に携わる。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えてきた。その日本文化と社会を分析する独自の論考は「山本学」と称される。評論家。山本書店店主。1991年逝去
小室直樹[コムロナオキ]
1932年東京生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了(東京大学法学博士)。この間、フルブライト留学生として、ミシガン大学、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学各大学院で研究生活を送る。2010年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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