内容説明
知的生活の第一人者が語る、読書家のための読書術決定版!
目次
第1章 読書のすすめ
第2章 読書のコツ
第3章 読書の技術
第4章 読書の周辺
第5章 読書各論
付録 無人島へ持って行く十冊
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックスフォード大学に留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)。深い学識に裏打ちされた鋭い評論で知られる。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
86
身銭を切る効用で”素人はよく偽物をつかまされますが、しかしいくら素人といっても、大金を払って買って手もとに置いて時々眺めていると、そのうち偽物だということがわかってくるものです。”これいいよね。2017/09/13
ハッピースマイル
28
「本を読まないとバカになる!」というタイトルに惹かれて…。前半は面白く読み進め、読んでみたい本もあった。が、第4章が私には難しくて目で字を追うのがやっと…(-_-;)。そして、こういう本にはよく書いてある古典のすすめ。そのときは触発されて、読んでみよう!と思うのだけど、いざ本屋さんでパラパラめくってみると、これ読めるのかな…とつい手に取るのをやめてしまう。壁を越えねば。2016/09/27
kubottar
16
全体的に難しい本の紹介が多い。幸田露伴は自分も挑戦したくなってきた。2017/09/21
りょうみや
7
タイトルは読書論なのだが、著者の自分史や読書歴の側面がかなり強く、万人向けでないと思える。著者の読んだ本、オススメの本はほとんどが人文系となっており、自然学系、社会学系が好きな私にとってはあまり参考にならなかった。本は「精神の食べ物」でインターネット情報はサプリと言うのは納得。2016/10/18
Mark X Japan
5
碩学の読書体験・遍歴や推薦本は、凄いの一言です。まだまだ、読書の質も量も足元にも及ばないので、もっともっと頑張らなくていけないと発奮させられました。☆:4.02016/09/10