内容説明
言葉を失った少年を救ったのは、ディズニー映画の脇役たちだった。ピュリツァー賞受賞作家ロン・サスキンドが、かけがえのない妻コーネリアとの間にもうけた息子オーウェン・サスキンドの身に起きた、これは本当の話だ。
目次
著者ノート
逆さ向きに育つ
壁にぶち当たる
はまり役
椅子取りゲーム
脇役たちの守護者
旅の歌
魔法の処方箋
不幸中の幸い
福転じて福
映画の神々
孤軍奮闘
アニメーテッド・ライフ
脇役たち オーウェン・サスキンド著・画
著者等紹介
サスキンド，ロン［サスキンド，ロン］ ［Ｓｕｓｋｉｎｄ，Ｒｏｎ］
著作のうち４冊が「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー入りし、さらに批評家から絶賛された“Ａ Ｈｏｐｅ ｉｎ ｔｈｅ Ｕｎｓｅｅｎ：Ａｎ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｏｄｙｓｓｅｙ ｆｒｏｍ ｔｈｅ Ｉｎｎｅｒ Ｃｉｔｙ ｔｏ ｔｈｅ Ｉｖｙ Ｌｅａｇｕｅ”がある。「ウォールストリート・ジャーナル」紙の国政欄編集委員だった際にピュリツァー賞を受賞、現在はハーバード大学エドモンド・Ｊ・サフラ財団倫理センター上級研究員を務める
有澤真庭［アリサワマニワ］
アニメーター、編集者等を経て、現在は翻訳家・日本語教師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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だけど松本
0
とにかく訳がひどい。作者の文章表現や言葉の選び方もいちいち凝った言い回しをしてるように思えるのだけど、さらに読みづらくさせるというか、イライラさせるのが訳文。姉を見舞う妻に「思っていますと伝えて」そんな言い回しする？とにかく中高生の直訳か！みたいなのから、そんな日本語はないのでは？まで。ひどいひどい。ちょっと内容に入り込もうとするとそういう表現に邪魔され、内容どころじゃなくなる。残念だよ、この本。2017/02/14
くろすけ
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著者の息子さんの成長の記録。障害により言葉を話せなかった息子ですが、ディズニーアニメのキャラクターの台詞を話すのを発端として、発語できるようになりました。学校などで直面する出来事に対しては、アニメの脇役キャラが乗り越えるヒントを与えてくれます。両親は早くからディズニーアニメと息子の関係に気づき、コミュニケーションや教育方法のツールとして活用します。息子が成人するまでの出来事を、言葉が使えるようになってから語りますが、かつて障害のために言葉が話せなかったときにも、豊かな感情があった事が分かります。2018/09/14
