目次
序章 FRB(米国連邦準備制度)主導のバカ騒ぎ
第1章 米国の変貌「SEA CHANGE」
第2章 FRBはどこで間違ったのか
第3章 QEバブル破裂後の米国経済
第4章 日本経済の行方
第5章 欧州はどうなるのか
第6章 ブラックボックス中国経済
著者等紹介
若林栄四[ワカバヤシエイシ]
1966年、京都大学法学部卒業。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。同行シンガポール支店為替課長、本店為替資金部課長、ニューヨーク支店次長を経て、1987年、勧角証券(アメリカ)執行副社長。1996年末退職。現在、米国(ニューヨーク)に在住。日本では外国為替コンサルタント会社である(株)ワカバヤシエフエックスアソシエイツの代表取締役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぷれば
8
黄金分割を駆使した相場分析を行う筆者。2015年12月米国利上げ、2016年1月4日は今年最初の取引で上海株式市場の株価は急落し、相場の急変動を抑える目的でこの日から導入された「サーキットブレーカー」が発動。日銀初のマイナス金利導入。また中東ではサウジがイランに国交断絶を宣言するなど、さまざまな分野で波瀾の幕開け。株も為替もすべての経済活動が、162などの黄金律によるという解説は、今後世界に吹き荒れる経済後退とデフレを示唆しているが果たして!?2016/01/31
だろん
7
見えざる神の手に対して、いつものようにサイクル理論で世界経済の予測を立てる。アベノミクスもクロダノミクスも関係ないとする日本経済の上昇とデフレサイクルを抜け出せない欧米経済、2022年のチャイナクライシスも、判っていればたのしみではあるw2016/01/03