内容説明
韓国人の歴史観はすべてファンタジー!!大陸と日本列島、二方向の視点から半島の現実を照らし出す…朝鮮近現代史の真実!
目次
第1章 日清・日露戦争と朝鮮(明治初年の日朝関係;朝鮮の非礼 ほか)
第2章 日韓併合の真実(日韓併合までの流れ;おかしな通説その一 韓国をめぐる架空の日米対立 ほか)
第3章 日本の敗戦と朝鮮戦争(ポツダム宣言受諾直後の状況;韓国史の二つの闇 ほか)
第4章 南北分断と日本(上手く立ちまわった金日成;李承晩失脚から朴正煕政権へ ほか)
著者等紹介
宮脇淳子[ミヤワキジュンコ]
1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。現在、東京外国語大学非常勤講師
倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ムカルナス
9
自分たちの都合で歴史を作る朝鮮に本当はこうだと説明しても上手な嘘としか思わない、反日は韓国人が国内で苛められないために実害のない日本に向けて行っているだけ、日本がすべきことは国際社会に真実を発信し続けること、韓国に反日すると痛い目にあうと判らせること。東アジア史が専門の宮脇氏の言葉は説得力がある。中韓の反日は田中角栄から。親中の角栄以降、不要な阿りや謝罪を繰り返してきた。その甘みを知った中韓はカードを手放そうとはしない。末期清朝や李氏朝鮮の外国に取り入る売国行為は現在の日本に重なると倉山氏は警鐘を鳴らす。2019/02/22
みじんこ
5
これまで朝鮮半島は、大国がしのぎを削る場所であり、決して主役になったことがなかったということがよく分かる。そして、日本も敗戦後は中国やアメリカのパワーゲームの場となり、また同じく主役になったことがない、という指摘はその通りだと思った。ただ単に朝鮮人は反日だ、ろくでもない連中だ、と言うだけなら簡単だが、歴史を学べばその背景がだんだん見えてくる。日本史で昔学んだ用語なども多く取り上げられ、ただ単語として覚えていただけだったものに秘められた当時の人々の本当の意図を知った。最後に高宗、国王自ら率先して国を売るな。2014/08/25
しろくまZ
4
朝鮮半島、民族は、一貫してアクターではなくシアター(場)である。大国の思惑と利害が衝突する単なる「場」である。これが全て。この事が多くの悲喜劇を生んできたようだ。文中で紹介された「日本の朝鮮統治を検証する(ジョージ・アキタその他著)」も機会があれば是非読みたい。2014/11/15
紅井流星
4
宮脇順子氏と倉山満氏は、CGS:http://www.gstrategy.jp/cgs.php で同じ趣旨の対談番組をされていて、内容はほぼ同じであった。ただし活字で読むと違いは感じるし、こちらの本の方がより詳しいところもあった。そしてこの本の一番の収穫は、倉山氏の『おわりに』である。この文章を読んで日本および日本人は中韓の一歩先を常に行っていなければいけないと改めて感じた。特に精神的な余裕面で!2014/09/07
Fumi Kawahara
3
こうもり外交というか、まるで「3匹の子豚」状態・・・藁の家(清)が吹き飛んだら、木の家(帝政ロシア)へ。そこも追い出されたら、レンガの家(日本)へ。レンガの家が破壊されたら、鉄骨の家(米国)へ。そして、その鉄骨がどうも払拭しているらしいと見るや否や、「なんか、藁の家が鉄筋コンクリートの家に建て替えられたんだって」と、中国へお引越し?残念!鉄筋の強度が足りなくて、その家は近い将来、倒壊が見込まれていますが、今はコンクリートで覆われて見えません!・・・ってことに(・ω・)、なったら大変だろうなぁ、うん。2014/09/23