内容説明
迷走する中国の金融システムと国家資本主義的な動きは要注意!本書は世界がこれから数十年に直面する金、石油、食糧(水も含めて)などの「商品」(=コモディティ)の動きについて探っている。
目次
第1部 資源をめぐる中国の猛攻(世界の商品需要をつき動かす存在;資源国の現状 土地と水;資源国の現状 石油、ガス、鉱物;家宝からの借金)
第2部 中国の資源獲得への動きは世界にとってどのような意味を持つのか?(「商品」価格の概要;マーケットの独占;マーケットへの介入;すべては地政学にあり;未来の前兆;いまそこにある危機)
著者等紹介
モヨ,ダンビサ[モヨ,ダンビサ] [Moyo,Dambisa]
国際経済学者。ザンビアの首都ルサカに生まれ、ザンビアで教育を受ける。1990年、大統領に対するクーデター未遂により大学が閉鎖されたのを機に渡米。世界銀行に2年間勤務した後、ハーバード大学で修士号、オックスフォード大学で経済学博士号を取得。その後ゴールドマン・サックスで8年間勤務し、「グローバル・エコノミスト&ストラテジスト」として活躍。TIME、Financial Times等数多くの活字メディアにインタビューなどで登場するだけでなく、テレビ出演や講演もこなし、2009年5月のTIMEで「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた
奥山真司[オクヤママサシ]
地政学・戦略学者。戦略学博士(Ph.D.)。国際地政学研究所上席研究員。1972年、横浜市生まれ。カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学(BA)卒業後、英国レディング大学院で、戦略学の第一人者コリン・グレイ博士(レーガン政権の核戦略アドバイザー)に師事。現在、国際関係論、戦略学などの翻訳を中心に、大学で非常勤講師を務めるほか、講演等で国際政治を教えている
朝倉慶[アサクラケイ]
経済アナリスト。(株)アセットマネジメントあさくら代表取締役社長。1954年、埼玉県生まれ。1977年、明治大学政治経済学部卒業後、証券会社に勤務するも3年で独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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turtle
しく