内容説明
いま、大阪のまちを奇怪な妖怪がのし歩いている。その妖怪とは橋下徹ひきいる大阪維新の会。名付けて橋下主義(ハシズム)。閉塞した社会を生きる市民のやり場のない不平不満をエネルギーに仮想敵をつくり上げて、大衆を煽る。このハシズムを大阪で許すと、全国に広がり、日本の民主主義は崩壊の危機に瀕する。そんな危機感を抱いた論客たちがハシズム斬りに立ち上がった!―。
目次
はじめに 反橋下主義宣言!
第1章 おせっかい教育論―教育基本条例の時代錯誤について(内田樹)
第2章 橋下政治は軍隊的官僚主義と競争原理主義の合体にすぎない(山口二郎)
第3章 鼎談 橋下主義を斬る!(香山リカ;薬師院仁志;山口二郎)
第4章 よくも言ったり!橋下主義者妄言録
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。思想家。武道家。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想で、ユダヤ人問題から映画論、武道論など幅広く活躍中
山口二郎[ヤマグチジロウ]
1958年岡山県生まれ。北海道大学大学院法学研究科教授。専門は行政学、政治学
香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道札幌市生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持ち、各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍
薬師院仁志[ヤクシインヒトシ]
1961年大阪市生まれ。帝塚山学院大学リベラルアーツ学部教授。専門は社会学理論、現代社会論、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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