出版社内容情報
南極の気温は下がっているが、下り続けるかは学者によって異なる。「地球の気温は上がっているか」と聞かれたら、長期的には下がっているが30年間を問題にすると回答できない。「今後、地球の気温はどうなる?」と聞かれると、残念だが今の学問では分からないと答える。日本は海洋国家だけに資源に乏しい。資源がない日本は、その代わり、四季折々、温暖な気候が与えられていると筆者は考えている。気候変動という脅威は日本によいことばかりをもたらすだろう。
はじめに
第一章 温暖化データ捏造の真実(世界編)
第二章 連続するNHKのヤラセ報道
第三章 国際政治のトリックと米中の没落
第四章 CO2 25%削減なら日本は三流国に転落する!
第五章 なぜ温暖化問題の真実は伝えられないのか?
第六章 こうすれば日本の未来は明るい
おわりに
内容説明
日本が行っている石油の節約は、石油の消費を減らしたり、CO2の排出量削減につながるのではなく、単に日本の成長率が下がることを意味する。石油の枯渇に備えて、たとえば太陽電池のようなものを研究するとしても、その研究のドライビングフォースになるエネルギーは石油であることは変わらない。その時代の主たるエネルギーを使わなければ、次の時代は開けない。節約は破滅に向かい、積極的な投資は明日を開くのである。
目次
第1章 温暖化データ捏造の真実(世界編)
第2章 連続するNHKのヤラセ報道
第3章 国際政治のトリックと米中の没落
第4章 CO225%削減なら日本は三流国に転落する!
第5章 なぜ温暖化問題の真実は伝えられないのか?
第6章 こうすれば日本の未来は明るい
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
中部大学教授。工学博士。専攻は資源材料工学。1943年生まれ。1966年東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業入社。芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、平成19年より現職。日本工学教育協会工学教育賞(倫理)、日本原子力学会平和利用特賞、日本エネルギー学会賞、日本工学教育協会論文・論説賞(創成科目)、マテリアルライフ学会論文賞、資源素材学会発表論文賞、World Materials Day Awardなどを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ZEPPELIN
ぼん
香菜子(かなこ・Kanako)
復活!! あくびちゃん!