内容説明
グローバルな農地買収合戦、穀物高騰を後押しするエタノール戦略の台頭、市場をかき回す投機マネー、流通業の劇的変化と規制撤廃、コメ安全保障の行方…食糧ビジネスの裏側を知り尽くすプロが解き明かす真実。
目次
第1章 世界を襲った異常な穀物価格高騰
第2章 企業環境の変化を知る五つの視点
第3章 貿易自由化と関税の引き下げ
第4章 穀物メジャーと国際穀物取引
第5章 穀物輸出国と輸入国の攻防
第6章 日本の農業の現況と農政がなすべきこと
第7章 日本の農業の未来
第8章 食糧供給を確保するために
著者等紹介
茅野信行[チノノブユキ]
一橋総合研究所食糧部会部会長。ユニパック・グレイン・リミティッド代表取締役。1949年長野県生まれ。1972年中央大学商学部卒。1976年同大学院商学研究科修了(経営学専攻)。同年、穀物メジャーのコンチネンタル・グレイン・カンパニーに入社。飼料穀物、小麦、大麦の輸出業務に携わる。1978~81年、香港、シンガポール、マレーシアに駐在。コメ、パーム油、大豆ミール等の輸出取引に従事。1982年東京支店で飼料穀物、油糧種子、大豆ミールの輸出業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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