内容説明
「子どもをどう叱ったらいいのかわかりません」という大人、実は、子どもも「どう叱られたらいいのか」わかっていないかも…。「子どものかわいがり方がわからない」という父母や祖父母。ひょっとしたら、子どもも「かわいがられ方」がわからないのかもしれない…。子どもと大人をつなぐために、もう一度「子ども」の今を見つめよう!
目次
第1章 子どもはいろいろいるからおもしろい
第2章 子育てとしつけはめんどうだけどおもしろい
第3章 親もつらいよ
第4章 宿題・塾・部活はほどほどに
第5章 友だち関係は難しい…でも成長する
第6章 家族と子ども、性のこと
第7章 夏休みの生活と読書
第8章 学校トラブルとのつき合い
第9章 「発達障害」「不登校」の問題
第10章 学校の授業の問題とつまずき
第11章 先生問題の深い悩み
著者等紹介
岡崎勝[オカザキマサル]
1952年11月3日名古屋市港区生まれ。愛知教育大学保健体育科卒業。名古屋市で小学校教員を続け定年退職。現在名古屋市小学校非常勤講師。フリースクールや不登校に関わり学校の内と外で活動する。学校ブック『おそい・はやい・ひくい・たかい』(ジャパンマシニスト社)編集人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かになお
2
中日新聞の連載の時から読んでました。読書感想文の書き方が参考になりました。小1の娘に伝えたいと思います。まずどうしてこの本を選んだのか書く。表紙が綺麗だったタイトルが面白そうだったなど本にまつわる話を書く。次に物語の中のエピソードをこんなことが起きましたと説明してそれに対して自分はどう思ったか、自分だったらどうするか、似たような自分の経験、そのエピソードから思いついたことなどを書く。これらを何回か繰り返せば原稿用紙3枚はいける。最後にこの本を読んでためになったことを書く。2019/07/08
ゆうぴょん
1
新聞連載中をまとめた本。 定年まで学校教師を勤めた先生の子どもたちに対する温かい視点がよくわかる。 子供ってほんと、大変だけどわけわからんけど、子供には子供の苦労があるんだよねぇ~2019/05/30