深淵から―精神科医物語〈第1巻〉

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深淵から―精神科医物語〈第1巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826503303
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0047

出版社内容情報

「………彼らは狂っているのではない、苦しんでいるのだ」。
その凄まじいエネルギーに満ちた苦悩は、そして至って誠実だ。彼らの精神の深淵に触れ、命を賭けた闘いに圧倒されながら、俺ははじめて自分自身と向き合うことができたのだ。
謎多き〈病い〉の深淵に挑んだひとりの若き精神科医の、愛と苦悩に満ちた10のカルテ。


カルテ1●「初めて受け持ったのは躁うつ病患者、彼女の半生を賭けたその孤独と苦悩に、俺は気づくことができなかった」
カルテ2 ●「大学病院屋上からのジャンピング(飛び降り)事件、俺はそのときそれをただ見ているだけだった」
カルテ3 ●「REM(レム)睡眠時行動異常という珍しい診断が付けられた新入院患者は、何と本物、二丁目現役のオカマであった」
カルテ4 ●「不安というものは自分ではどうにもならないものなのだ…自分も持っているだけにホントにパニックな、パニックディスオーダー」
カルテ5 ●「汚言症という奇妙な症状を持つ少年、その激しい脅迫症状と内なる苦悶に、俺はなす術なく当惑する」
カルテ6 ●「世間から隔絶された慢性期精神病棟、そこでひっそりと何もなかったかのように死んでいく末期分裂病患者たち」
カルテ7 ●「電気ショックという本当にショッキングな治療法と、それを受けた精神分裂病患者の姿に俺は沈黙した」
カルテ8 ●「心優しきダウン症、洗濯場のてるちゃんと大工組M君の、精神病棟―湘南江ノ島恋物語」
カルテ9 ●「ボーダーラインと診断されたある女性患者の正義と寂しさに、俺はとことんまで巻き込まれながら真剣勝負を

●第2巻『深淵へ』も発売中!
●蓮澤一朗氏のコラムは批評社PR誌『Niche』(ニッチ)で読むことができます(無料)。

内容説明

「彼らは狂っているのではない、苦しんでいるのだ」―謎多き“病い”の深淵に挑んだひとりの若き精神科医の、愛と苦悶に満ちた二十のカルテ。

目次

1 初めて受け持ったのは躁うつ病患者、彼女の半生を賭けたその孤独と苦悩に、俺は気づくことができなかった
2 大学病院屋上からのジャンピング(飛び降り)事件、俺はそのときそれをただ見ているだけだった
3 REM(レム)睡眠時行動異常という新しい診断が付けられた新入院患者は何と本物、2丁目現役のオカマであった
4 不安というのは自分ではどうにもならないものなのだ…自分を持っているだけにホントにパニックな、パニックディスオーダー
5 汚言症という奇妙な症状を持つ少年、その激しい強迫症状と内なる苦悶に、俺はなす術なく当惑する
6 世間から隔絶された慢性精神病棟、そこでひっとりとなにもなかったかのように死んでいく末期分裂病患者たち
7 電気ショックという本当にショッキングな治療法と、それを受けた精神分裂病患者の姿に俺は沈黙した
8 心優しきダウン症、洗濯場のてるちゃんと、大工組M君の精神病棟―湘南江ノ島恋物語
9 ボーダーラインと診断されたある女性患者の正義と寂しさに、俺はとことんまで巻き込まれながらの真剣勝負を挑んだ
10 余命わずか、終末期癌を患った妄想患者に起きたある奇跡

著者等紹介

蓮沢一朗[ハスザワイチロウ]
1967年福島県生まれ。1992年から1999年まで、精神科医として大学病院での研修後、多摩、沖縄の民間病院に勤務した。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

26
これは誰かの本の紹介で書いてあったのを昔購入して積読になっていたものです。読んでいて精神科医とその患者について、自分としては偏見はなかったのですが、読んでみて今までの常識がすべて瓦解してしまったような気になりました。患者はくるっているのではなく、苦しんでいるのだということで、若い精神科医がどのように愛をもって接していくかをつづっています。すごくいい本だと思います。2015/01/21

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

2
終活在庫処分キャンペーン対象本2017/07/04

デナーダ

0
なぜ病むの2008/07/25

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