目次
社会言語学とは
言語と地域
言語と社会階層
言語と民族
言語とジェンダー
言語と年齢
言語の選択
言語の状況差、適切さ(スタイルとレジスター)
ディスコース分析
コミュニケーションの民族誌
相互行為的社会言語学
社会言語学と異文化コミュニケーション
会話分析
語用論I 基礎知識
語用論II ポライトネス
言語と思考と文化
言語とイデオロギー
社会言語学からの貢献
著者等紹介
岩田祐子[イワタユウコ]
元国際基督教大学教養学部教授
重光由加[シゲミツユカ]
東京工芸大学工学部教授
村田泰美[ムラタヤスミ]
元名城大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小説大好き
1
歴史的背景から最新の動向まで、社会言語学の外観が把握できる良著だと思います。読み終わっての充足感はかなりのものでした。ディスコース分析が重要な分野ということもあり、具体的な会話が例として多く挙げられていますが、その中には英語の口語文も多々あるため、この辺りに抵抗がなければ問題なく読めると思います。また、生成文法や語用論など周辺分野についても必要な部分は解説してくれているため、社会言語学の分野的立ち位置がよく分かる点も好印象です。基本的な用語や主要な研究者も抑えられるので、入門書として最適だと感じました。2023/06/16