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内容説明
機械に言葉をしゃべらせることは、人類にとってコンピューターが存在する以前から、長年の夢だった。インターネットの普及とAI(人工知能)の進化で、その夢がいま現実になろうとしている。「音声」はあらゆるテクノロジーをコントロールする万能のリモコンになると期待され、アマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフトといったITの巨人たちが、音声AIのプラットフォーム戦争を繰り広げている。ユーザーにとっては便利になる一方で、「個人情報の漏洩・悪用」「監視」も懸念される。また、音声AIを活用した不死の「レプリカ」も、空想やSFの話ではなくなった。本書の最終章で、著者ブラホスは、末期がんの父親のAIレプリカを作成した生々しい記録を報告する。心から愛していた故人のAIレプリカは、残された人の慰めになるのだろうか?
目次
先駆者たち
1 競争(ゲームチェンジャー;アシスタント;巨大帝国)
2 革新(音声;ルールの破壊者;パーソナリティー ほか)
3 革命(友人;賢者たち;監視者 ほか)
おわりに 究極のコンピューター
著者等紹介
ブラホス,ジェイムズ[ブラホス,ジェイムズ] [Vlahos,James]
技術ジャーナリスト。ニューヨーク・タイムズ、ワイアード、サイエンティフィック・アメリカ、アトランティック、GQ、ナショナル・ジオグラフィックなどで、テクノロジーの未来に関する記事を執筆する。米カリフォルニア州バークレー在住
野中香方子[ノナカキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。