内容説明
8年の間に、進展した技術、困難な状況になった環境などを踏まえて改訂。基本編には「品質確保のために最低限押さえておくべき基本的なポイント」を、中級編には、「より幅広い状況に対処するための知識」を、上級編には、「性能規定の時代を踏まえ、発注者の強い信頼を得るための設計・施工上のノウハウ」をそれぞれまとめた。
目次
基本編(施工計画―不測の事態への対処法を検討する;生コンの発注―上手な工場選びと契約のノウハウ;生コンの受け入れ―現場に到着したコンクリートをよく観察する ほか)
中級編(材料を知る‐骨材―単位水量を減らせる粒形と粒度;材料を知る‐結合材―適材適所でセメントと混和材を使用;材料を知る‐混和剤―施工時期や組み合わせを考えて使う ほか)
上級編(鉄筋の定着法と継ぎ手―適切な定着と継ぎ手で充てん性を改善;高強度コンクリート―粘性を考慮した製造と施工を;プレキャストコンクリート―工期短縮と品質確保のニーズに応える ほか)
著者等紹介
十河茂幸[ソゴウシゲユキ]
大林組技術研究所副所長。1948年生まれ。74年九州工業大学大学院工学研究科を修了し、大林組入社。2001年から現職。工学博士。土木学会特別上級技術者(メンテナンス)、(鋼・コンクリート)。土木学会、日本コンクリート工学協会など各種委員会の委員長・幹事・委員を歴任
信田佳延[ノブタヨシノブ]
鹿島技術研究所副所長。1952年生まれ。78年東京都立大学大学院工学研究科を修了し、鹿島入社。2008年から現職。土木学会特別上級技術者(鋼・コンクリート)。土木学会コンクリート委員会常任委員兼幹事、論文集編集委員会部門F小委員長など
栗田守朗[クリタモリオ]
清水建設技術研究所社会インフラ技術グループ長。1954年生まれ。80年東北大学大学院工学研究科を修了し、清水建設に入社。2007年から現職。博士(工学)。土木学会コンクリート委員会示方書改訂小委員会委員、日本コンクリート工学協会関東支部役員会常任委員など
宇治公隆[ウジキミタカ]
首都大学東京大学院都市環境科学研究科教授。1955年生まれ。80年東京都立大学大学院工学研究科を修了し、大成建設に入社。2000年に東京都立大学助教授。2005年の大学名称の変更を経て2006年から現職。博士(工学)。土木学会コンクリート委員会常任委員、教育研究小委員会委員長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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