日本ブランドが世界を巡る

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  • サイズ A4判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822264673
  • NDC分類 674.3
  • Cコード C2034

内容説明

世界で売るためのデザイン、海外でヒットするパッケージデザインの秘密を探る。茶色より金色!が瓶の法則「サントリービール」、香港で増殖する「出前一丁」、缶入りで売れる「リポビタンD」、全21ブランド・240パッケージの写真でわかる、ヒットの秘訣。

目次

食品編(日清食品「チキンラーメン」;日清食品「出前一丁」;カルビー「かっぱえびせん」 ほか)
日用品編(花王「アタック」;大日本除虫菊「金鳥の蚊取り線香」;久光製薬「サロンパス」 ほか)
本書で取り上げた各国・地域の基礎データ(中国;香港;台湾 ほか)

著者等紹介

渡部千春[ワタベチハル]
1969年新潟市生まれ。1993年東京造形大学卒業後、渡英。ロンドン滞在時よりライターの仕事を始め、96年帰国後、主にデザインについて執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

36
海外で販売されている日本製品のパッケージデザインに焦点を当てて解説したもの。食文化の違いが出やすいのは商品のできあがりをイメージしたシズル写真で、「チキンラーメン」の生卵が、外国では炒り卵やゆで卵、鶏肉に置き換えられ、「出前一丁」の香港版では具材がモリモリに載られている。海外では寿司の認知度が高いため、ヤマサ醤油やエスビー食品のチューブ入りわさびも、豪華な寿司盛りでインパクトを高めている。上海でシェアナンバーワンのビールが「三得利(サントリー)」、まばゆいばかりに輝く金色の瓶が高級感を醸し出している。2018/03/23

ジョニーウォーカー

23
表紙の写真をご覧いただきたい。じつはコレ、上海で売られているサントリー製のビール。日本で売られているものとどうも様子が違うが、これには深いワケがある。例えば、中身の透けた金色の瓶は、華やかな色を好む中国人の志向に合わせた結果だし、安心・高品質の日本ブランドをアピールするため、トレードマークには富士山を採用した。人種も食習慣もまったく異なる海外で売るための、日本製品たちの涙ぐましい努力と試行錯誤…。パッケージひとつで、その国々の知られざる文化も見えてくるから面白い。おすすめです。2010/09/20

なにょう

17
ざっと読む。各国の比較とかそういうのが好きだ。日本のブランドを世界で売るためのデザイン。①日本のと変わらない物。ex)SBのワサビ、サントリーの烏龍茶。②日本のと全然違っちゃってる物。ex)アメリカのカッパえびせん。③基本は踏襲しつつ、現地で進化を遂げた物。ex)中国のカップヌードル、香港の出前一丁。何はともあれ、外国でこれらの品々を見かけた時は単純に嬉しかった。そして④海外企業の日本語を使ってみたデザインたち。更なる健闘を祈る。2016/10/15

1
国によって受け入れられるデザインが違うというのは知ってたつもりだったけど、実際に写真で見るとその違いが面白い。そして、アメリカ難物すぎ。

たもーん

1
日本に世界中の輸入品があるように、日本も多く輸出している。その中の各国のパッケージを、見やすくまとめられていて面白い。他国の商品事情がほのかに分かる本2011/12/16

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