世界を変える100の技術―日経テクノロジー展望〈2017〉

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784822251864
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

2017年に注目すべきテクノロジーは何か。それらは世界をどう変えるのか―利用者の視点から分かりやすく解説する。2017年に注目すべきテクノロジーは何か。それらは世界をどう変えるのか―利用者の視点から分かりやすく解説する。

■はじめに

■1章 すべてが変わる ? ここまで来たテクノロジーのインパクト
□人に寄り添う
1「半身麻痺でも自分の足でこげる車いすCOGY(コギー)」
2「新型車椅子iBOT」
3「リフトウエア」(揺れ抑制スプーン)
4「電子味覚フォーク」
5「iPhoneとシーケンサー」
6「汎用画像診断装置用プログラムJoin(スマホ画像診断)」
7「においセンサー」
8「生体埋め込み機器」

□人と話す
9「チャットボット」
10「ジェスチャーインタフェース」
11「音声強調と深層学習による音声認識」

□人の力を強める
12「3Dプリンター」
13「ドローン」
14「格安マイコン」
15「子供向けプログラミング言語」

■2章 交通が変わる ? 自動車は馬車になってしまうのか
□車が変わる 
16「自動運転」
17「自動運転用ソフトウエア」
18「渋滞状況を自動判定」
19「走行中給電」
20「オンデマンド型配車サービス」
21「3D計測」

□道路が変わる
22「大深度地下トンネル掘削技術」
23「橋の「床版」更新技術」
24「道路の物理的デバイス」

□移動が変わる
25「未来の飛行機」
26「再利用可能ロケット」
27「超小型ロケット」

■3章 住まいが変わる ? 「木造の時代」再び
□建材や工法が変わる
28「CLT(直交集積板)を用いた大規模木造」
29「木質ハイブリッド構造」
30「木造超高層」
31「耐火木材」
32「セルロースナノファイバー」

□住宅・建築設備が変わる
33「サイホン排水システム」
34「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
35「建材一体型太陽光発電」

□街が変わる
36「どこから見ても同じ表示」
37「緑化新技術(Jミックス工法)」
38「巨大城郭の復元(名古屋、熊本)」

■4章 医療と介護が変わる ? 再生医療はどこまで来たか
□治療が変わる 
39「腸内細菌叢」
40「自己免疫」
41「ゲノム編集」
42「自己再生」
43「他家再生」
44「3D/動物利用」

□現場が変わる?医療・介護の人手を補う
45「スマート治療室」
46「ネット遠隔診療」
47「ポストda Vinci」
48「マイクロニードル」
49「リキッドバイオプシー」
50「ネットワークヘルスステーション」

■5章 産業が変わる ? あなたの仕事はどうなる
□農業が変わる
51「生産支援クラウド」
52「畜産IoT」
53「農業ドローン」

□「お金」が変わる (金融業) 
54「ビットコイン」
55「ブロックチェーン(分散台帳)」

□ものづくりが変わる (製造業)
56「マスカスタマイゼーション」
57「デジタルツイン」

□商売が変わる (流通・サービス業)
58「サービスロボット」
59「接客ビッグデータ」
60「ドローン配達」
61「AIを用いた不動産鑑定評価」

□エンターテイメントが変わる 
62「スマートスタジアム」
63「スポーツクラウド」
64「シェアリングサービス」

■6章 テクノロジーで危険から守る ? 見守りから設備点検、地震対策まで
□見守る
65「高齢者見守りシステム」
66「インフラモニタリング/インフラセンシング」
67「SNSによる災害情報」
68「防犯カメラ」

□情報を守る
69「Web無害化製品」
70「サイバーインテリジェンス」

□災害を防ぐ
71「木造住宅の制振技術」
72「長周期地震動対策」
73「非構造部材の耐震対策」
74「敷地丸ごと免震」
75「橋の制振」
76「液状化対策技術」
77「止水」

■7章 もっと速く、もっと便利に ? すべてを支えるICTと電気

78「VR(仮想現実)」
79「AR(拡張現実)」(AR対応のヘッドマウントディスプレイ/ARグラス)
80「複合現実」
81「機械学習」
82「ディープラーニング」

□コンピューティングが変わる
83「クラウドネイティブ」
84「マイクロサービスアーキテクチャ」
85「不揮発メモリー」
86「ラックスケール」
87「量子コンピュータ」
88「エッジコンピューティング」
89「イベント駆動」

□通信が変わる
90「LPWA」
91「NB-IoT」
92「Bluetooth 5」
93「IEEE 802.11 ah」
94「5G/ネットワークスライシング」
95「マルチコアファイバー」
96「マルチギガビットイーサネット」

□エネルギーが変わる
97「電気自動車向けポストリチウムイオン電池」
98「凝集系核反応」
99「ソーラーフュエル(人口光合成)」、
100「バーチャルパワープラント」

■終章 編集長座談会 今なお残る課題を見極める ? 死角はないか

日経BP社[ニッケイビーピーシャ]

内容説明

テクノロジーはどこまで進化するのか?どの分野のどれが有望なのか?人の仕事を本当に奪っていくのか?日経BP社の専門誌編集長が2017年以降を展望。ビジネスパーソンが知っておくべき100の技術の価値を解説!

目次

1章 すべてが変わる―ここまで来たテクノロジー
2章 交通が変わる―自動車はサービスに
3章 住まいが変わる―「木造の時代」再び
4章 医療が変わる―再生医療のカギ「自己活用」
5章 産業が変わる―ブロックチェーン、IoTの影響は
6章 危険から守る―見守りから情報セキュリティまで
7章 もっと速く、便利に―AI、ICTでこう変わる
8章 課題を見極める―死角はないか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_海竜

81
自動車業界、電気、建築、IT関連、医療、小売など、広範に渡り将来実現するであろう技術の数々。2017年版。2018もあるのだろうか。専門用語はわかりやすく表現されている。AI(人工知能)が人にとって代われる話題も。実現性の高低は全て示していないが、特にロードマップがきちんと示されているものもあり、実現性は極めて高いと思える。大事なことは、日本や若い方達の将来をしっかり見据え、世界に遅れることないよう、新しいものをどんどん容認していく姿勢だと感じた。出てくる企業名はチェックした。2018/12/15

Willie the Wildcat

51
クラウドに対するフォグ、IoTに伴うLPWAにRSAなどはある意味当然の客観要素。客観性より主観性。加えて主観性が如何に客観性となるかが鍵。AI、Cognitive。五感。結果、産業/業界といった括りに意味はない。加えて、想定される課題はある意味不変。倫理・物理、両面での安全性。期待はVPP、興味はCLT。ZEHも理想の将来像ではなかろうか。だからのBIPVでしょうね。考えるだけでやはりワクワクできる。(笑)但し、最後の最後は使い方次第、やはり倫理感次第。これまた不変。2017/05/24

犬こ

26
産業、建築、交通インフラ、医療、遺伝子、ITと幅広く紹介、設計図や専門用語が多用に使用され、正直むずかしい。それでも読み進めたわけですが、各業界、技術の進歩は想像以上に進んでおり、日本の技術者かっこいいな~と。木造で高層ビルを建てるなど、驚きです。2016/12/12

yamaaki

22
★★★★☆未来は明るいかも?!最先端のテクノロジーが100程紹介、日経の専門編集長などにより分かりやすく、説明されている。知るない技術もたくさんあり、正直とても為になった。テクノロジーはあくまでも道具だとは言え、今後の日本にも希望が持てると感じた。できれは2018年版が是非読みたい。やっぱり日経新聞の購読復活させるかな、まずいなという気分。2017/03/11

tetsu

16
★3 多方面の専門家によって選ばれた2017年以降を展望する100の技術。 FinTechや自動運転、AIやIoTなど、やはりIT中心の内容となっている。 木造高層建築、人工光合成、常温核融合といったちょっとそそられる話題も。2016/12/20

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