脱・中国論―日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ

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脱・中国論―日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822249137
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0031

内容説明

中国版ツイッターで民主革命?震災復興を見て日本を「尊敬」。ビジネスで勝つためにはやっぱり「酒」。日系企業で働くと即ヘッドハント。あなたの知っている中国は、もはやイマドキの中国ではない。中国で一番有名な日本人が明かします。

目次

1章 脱・中国論―「優越感」と「恐怖心」から脱却しよう
2章 中国版ツイッター「微博」には、中国の未来がある
3章 希望だったはずの“重慶モデル”に潜んでいたミステリー
4章 中国ビジネスの鍵を握る「言葉」と「酒」
5章 民主化は遠のいたか、近づいたか
6章 台湾と香港から見る中国のこれから
7章 日本の震災は中国世論を変えたか?
8章 日本企業が果たすべき本当の役割
9章 大学を見れば中国の今がわかる
10章 中国はどこへいくか
11章 中国とどう付き合うべきか?

著者等紹介

加藤嘉一[カトウヨシカズ]
1984年静岡県生まれ。2003年、高校卒業後に単身で北京大学へ留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。英フィナンシャルタイムズ中国語版、The Nikkei Asian Review、香港亜洲週刊などで、日本語・中国語・英語でコラムを書く国際コラムニスト。北京大学研究員、慶応義塾大学SFC研究所上席所員(訪問研究者)。2012年3月から7月まで上海復旦大学新聞学院にて講座学者として教鞭をとる。2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

18
著者は中国のメディアで一番取り上げられる日本人。各地域の日本企業に雇われている中国人インタビューから日本企業への否定的本音がよくわかります。現地の日本企業は中国語、慣習・文化、現場の中国人の考えを理解し中国人とコミュニケーションを取れる人材を送らないとビジネスはうまく回らないとのこと。中国の英語力、教育、技術、ビジネス力は勢いがあるので、安い人材、安い材料という従来の中国に対する考えは確実にあらためる必要ありと感じました。2017/04/15

ふぇるけん

8
加藤氏の著作も5~6冊読んだので、そろそろ論点も一通り理解できてきた気がする。いつも思うことだが、彼のような人物が日本で舌鋒鋭く語ったら、周りの圧力につぶされていただろうと思う。そういった意味で中国の懐の深さを感じた。そして、それを以てしても難しい大国の舵取りも。私はまだ中国には行ったことがないのだが(香港を除き)、一度現地を訪れて生の中国を確かめてみたいという思いにかられる。2013/03/15

Humbaba

7
中国でも,場所や状況によっては中国語を話さなくても生活は出来るかもしれない.しかし,それでは本当に相手から信頼される事は困難である.相手の国の言語を使うからこそ,相手もプライドを満足させ,そしてその社会に溶け込んでいくことが出来る.2013/03/08

nizimasu

2
やはり中国の第一人者として紹介されているんだけど、どこかきれいすぎる中国論でプロパガンダっぽいのが気になります2013/08/20

わたなべたけし

2
単身中国に乗り込んだ著者。 北京大学での学生生活以降に、見聞き、経験してきた中から、 現在の中国と、日本人の抱く中国との齟齬を述べる内容。 この類いの本を読むといつも思うが、 中国に限らず海外のことは、決して日本にいては分からないということ。 現地に乗り込んで自身が経験し、感じることが必要。 その意味では本書に書かれた内容を、自分が現地でどう感じるか?が大事。 中国の見方が変わると同時に、これからどう付き合っていくのがよいのか。 グローバル世界が更に進む中、隣の国としても避けては通れない道だと思う。2013/07/13

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