新設コンクリート革命―長持ちするインフラのつくり方

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新設コンクリート革命―長持ちするインフラのつくり方

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822235260
  • NDC分類 511.78
  • Cコード C3051

出版社内容情報

「新設コンクリートの品質確保・高耐久化」について、専門家がノウハウを伝授します。東北被災地で火がついた「新設コンクリートの品質確保・高耐久化」は、いまや全国へ波及しています。そのきっかけを作った研究者・技術者が方法やノウハウ、思想を伝授します。

2011年、短い工期で莫大な量の鉄筋コンクリート構造物を造らざるを得なくなる出来事が発生します。東日本大震災の復興によって、国土交通省東北地方整備局がこれまでに管理していた橋梁数の1割に値する量が、今後10年間で新たに完成します。他方、東北地方の管理者らは供用中のコンクリートに対してある悩みを抱えていました。凍結防止剤の影響による塩害や凍害で、当初の想定よりも早期に劣化する例が多発していたのです。高度経済成長期以降、施工方法や使用する材料などはほとんど変わっていません。このまま従来の方法で造っては、復興後、早期に劣化することは目に見えていました。そこで、一部の識者が立ち上がって、東北地整の発注担当者を説き伏せ、「今分かっているメカニズムや知見、最新の技術を駆使すれば、前より品質が劣化することはない」という理念のもと、新しい品質確保・高耐久化の取り組みを標準にしました。あれから5年ほどがたち、その潮流は全国に広まっています。本書では、品質確保・高耐久化の方法やノウハウ、またその背景にある考え方や哲学などを、現場で実践している専門家に執筆してもらいました。

【主な内容】

1部 今こそ新設にこだわりを!
 1.転換期となった東日本大震災
 2.先人に学ぶ品質・耐久性確保の視点
 3.「品質と性能」確保への挑戦
2部 東北・山口から上がる革命ののろし
 1.東北被災地から生まれた新潮流
 2.全ての始まり「山口県の品質確保システム」
3部 トップエンジニアが語るコンクリートの「最先端」
 1.劣化する構造物を造っていませんか?
 2.設計・施工から検証する「技術の進歩」
 3.生産性向上を目指した戦略的な“ 賢い”インフラマネジメント
 4.最新技術を現場へ翻訳
4部 2030 年に向けて、革命の先は?
 1.解決すべきはコンクリートの問題だけではない!
 2.コンクリートの品質・耐久性確保の取り組みを総括

1部 今こそ新設にこだわりを!

 1.転換期となった東日本大震災
 2.先人に学ぶ品質・耐久性確保の視点
 3.「品質と性能」確保への挑戦
 [コラム1]土木は“日本発世界初”の宝庫

2部 東北・山口から上がる革命ののろし

 1.東北被災地から生まれた新潮流
 [復興道路での協働の取り組みの主役たち1]
 技術者として考え続けることを止めない
 [復興道路での協働の取り組みの主役たち2]
 高品質のトンネルを実現したい
 [復興道路での協働の取り組みの主役たち2]
 技術とは、考えること
[コラム2]「土木は人」
[コラム3]コンクリート刑事の視点から

 2.全ての始まり「山口県の品質確保システム」
 [コンクリートの匠に聞く1]三者が歩み寄れる関係に
 [コンクリートの匠に聞く2]会社を超えて切磋琢磨
[コラム4]人のための土木

3部 トップエンジニアが語るコンクリートの「最先端」

 1.劣化する構造物を造っていませんか?
 2.設計・施工から検証する「技術の進歩」
 3.生産性向上を目指した戦略的な“賢い”インフラマネジメント
[コラム5]インフラの「今」、理解深めるための報道を
 4.最新技術を現場へ翻訳

4部 2030年に向けて、革命の先は?
 1.解決すべきはコンクリートの問題だけではない!
 2.コンクリートの品質・耐久性確保の取り組みを総括
[コラム6]コンクリートは自然素材からできている

熱血ドボ研2030[ネッケツドボケン2030]

岩城 一郎[イワキ イチロウ]

石田 哲也[イシダ テツヤ]

細田 暁[ホソダ アキラ]

日経コンストラクション[ニッケイコンストラクション]

内容説明

品質と耐久性へのこだわり。東北と山口から始まる新時代のコンクリート。

目次

第1部 今こそ新設にこだわりを!(転換期となった東日本大震災;先人に学ぶ品質・耐久性確保の視点;「品質と性能」確保への挑戦)
第2部 東北・山口から上がる革命ののろし(東北被災地から生まれた新潮流;全ての始まり「山口県の品質確保システム」)
第3部 トップエンジニアが語るコンクリートの「最先端」(劣化する構造物を造っていませんか?;設計・施工から検証する「技術の進歩」;生産性向上を目指した戦略的な“賢い”インフラマネジメント;最新技術を現場へ翻訳)
第4部 2030年に向けて、革命の先は?(解決すべきはコンクリートの問題だけではない!;コンクリートの品質・耐久性確保の取り組みを総括)

著者等紹介

細田暁[ホソダアキラ]
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授。東京大学大学院博士課程(社会基盤工学専攻)を修了後、2001年に東日本旅客鉄道構造技術センターで勤務。03年10月より、横浜国立大学助教授。13年10月から1年間、フランスのIFSTTARで客員研究員。専門はコンクリート工学、建設マネジメント、防災教育など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぼぉ

1
生コンクリートが半製品で打設や養生などの影響が大きいことから取組みを生コン工場や施工業者そして発注者の相互理解が必要である。構造物の長寿命化やメンテナンスを考えるうえでこのような取組みがあると知っていると新たなる展開があると期待が持てる。2018/03/28

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