目次
1章 力学評価の難しさ
2章 評点システムの検討
3章 細目積み上げ方式のすすめ
4章 客観テストの設計
5章 よい問題を作るために
6章 偏差値について
7章 採点と決定のモデル
8章 テストと日本の風土
9章 未来のテストへ向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさきち
1
20年以上前の本なれど,自分が教員になってから疑問に思っていた評価についてのあれこれが,きっちりと説明されていた.逆に,ここらへんの基礎をきちんと勉強せずに,よくも今までテストなんて作ってきていたなと,自分の生兵法っぷりを恥じ入るばかり.そして,過去問を配布している某学部が,教育について云々言うのは,とんだすっとこどっこいだということがよくわかりましたよ.2015/02/20
ozean-schloss
1
テストについての理論的な記述が多く、現在の入試問題を考える上で欠かせない一冊。
momo
0
テストの作成からデータ分析まで、基本事項がしっかり書かれており、名著です。通常の書店では手に入らないのが残念です。新しいテストが次々できていますが、本に書かれている内容は、基礎的な理論として十分通じるものです。入門にオススメの一冊です。2015/11/13
mura
0
項目反応理論について探していて,再読。amazonを見たら,中古本のみで倍以上の値段が付いていてビックリ。2010/03/15