男性史〈2〉モダニズムから総力戦へ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818818859
  • NDC分類 367
  • Cコード C1321

出版社内容情報

明治維新から現代までの男性歴史を、ジェンダーの視点を重視しながら叙述していくシリーズ全3巻。一般的な「歴史」とはすなわち男性の歴史(his-story)であるとして事足れりとするのでなく、「社会的な性」としての男性を強く意識し、その近現代史を、もう一方の性である女性との関係性に恒に考えながら解明していく。20世紀のジェンダー研究を通過した後にこそ可能となった。「男性史」という新たな挑戦をここに!

1 総論 つくられた「男」の軌跡 大日方純夫
2 「近代家族」における男 沢山美果子
3 地域社会のなかの男たち 大日方純夫
4 男たちのファシズム 須崎慎一
5 兵士たちの男性史 荒川章二
6 戦場の男たち 笠原十九司
7 戦争と「体力」 高岡裕之
8 戦時期メディアに描かれた「男性像」
9 「日本内地」在住朝鮮人男性の家族形成 外村大

内容説明

フェミニズムを通過した後にこそ可能となった「男の歴史」。第2巻は、第一次世界大戦前後から太平洋戦争敗戦まで。

目次

1 総論・つくられた「男」の軌跡
2 「近代家族」における男―夫として・父として
3 地域社会のなかの男たち―日記から読む
4 男たちのファシズム―右翼・ファシズム運動と男性
5 兵士たちの男性史―軍隊社会の男性性
6 戦場の男たち―性と性暴力
7 戦争と「体力」―戦時厚生行政と青年男子
8 戦時期メディアに描かれた「男性像」
9 「日本内地」在住朝鮮人男性の家族形成

著者等紹介

阿部恒久[アベツネヒサ]
1948年生まれ、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。共立女子大学国際文化学部教授

大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年生まれ、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。早稲田大学文学学術院教授

天野正子[アマノマサコ]
1938年生まれ、東京教育大学大学院文学研究科博士課程中途退学。東京女学館大学国際教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Mealla0v0

0
シリーズ前著『男性性1:男たちの近代』と基本的には変わらぬ視座。軍隊と官僚制が男性性創出の装置であり、日本においては「天皇制」と結びついていた。▼天皇制のアナロジーとしての家族と男性性、それは性役割分業の国民制度化を意味した。あるいは、日露戦争の帰結として「帝国化」に「成功」したあとの「皇民化」のプロセス。それらは、「日本的」な諸相を見せるが、同時にある種の一般性を見せている。2016/07/28

Natsuko Anastasia Ariyama

0
読んだ本に追加2013/05/22

ぞだぐぁ

0
フェミニズムによる女性史から、男性史を同じ手法で考えた論文集のシリーズ。この巻では大正から戦前にかけてのあたりを中心に見ている。日本人でないから徴兵されず日本にいた朝鮮人男性と銃後の女性との不倫対策を軍が考えていたとか、全然知らなかったので新鮮。2020/09/08

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