内容説明
報道されない隣国、台湾の政治、経済、歴史、中台関係などを網羅し、日台交流の過去から未来までを考察。今回新たに「民進党政権下の台湾2001‐2005」を増補。陳水扁総統のもとでなにが変わったのか?ポスト陳水扁は誰か?中国・胡錦涛政権に接近する国民党の実情まで、現地の台湾語を縦横に操る著者が最新事情を報告。
目次
第1章 政治と意識
第2章 「奇跡」の台湾経済
第3章 網渡りの外交と中台関係
第4章 苦悶の歴史
第5章 小さな島国の多様な言語と文化
第6章 日本と台湾のきずな
第7章 新世紀の台湾
増補 民進党政権下の台湾(二〇〇一‐二〇〇五)
著者等紹介
酒井亨[サカイトオル]
1966年、石川県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。共同通信社で本社経済部記者などを経てフリー。台湾を中心に、韓国、中国南部、ベトナム、フィリピンなどアジア地域の政治・経済・文化について著述している。現在、台湾在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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6 - hey
2
入門書なので、新しく得た知識はないが、解釈の仕方が面白い。2012/10/31
木々 孝太郎
1
最近震災の援助の事もあり台湾を勉強しようと手に取った本の一冊。なるほど、と勉強になる箇所もあるが、巻末あたりで小林よしのりの台湾論を引き合いに出し一定の評価をしつつも「日本統治時代を美化している」と書きわざわざ参考資料の記載部分にまで注釈をしている。小林よしのりは戦争を美化しないと明言した上で著作を書いているはずだが・・・。全体的な雰囲気も含め後味の悪い本だった。2011/05/10
テキィ
1
旅行に行ってから読んだ。2008/07/13