内容説明
中国政府と共産党は何を考えているのか、民衆はそれにどう対応しようとしているのか、13億の中国はこれからどこへ向かうのか?巨大な発展途上国・中国の複雑な内実を現地取材で浮き彫りにする!1989年以降、激変した15年間の現代史を活写。
目次
序章 中国共産党は生き残れるか
1 中国政治を読む(ポスト「天安門事件」の潮流;「〓小平後」の新動向;江沢民「三つの代表」路線への転換)
2 「改革・開放」を切る(転換期の対外関係;市場経済の光と影;チャイナ・ウォッチ万華鏡)
3 辺境・少数民族を探る(チベット自治区;新疆ウイグル自治区;雲南省;東北三省)
終章 中国報道の現在
著者等紹介
藤野彰[フジノアキラ]
1955年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。78年、読売新聞社入社。86‐87年、中国政府奨学金留学生として山東大学に留学。上海特派員、北京特派員、シンガポール支局長、中国総局長(北京)を経て、現在、編集局国際部次長
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