目次
第1章 イ・ヒジャ物語―日本で提訴するまでの足どり(生まれ育った村;歴史を見てきた江華島;朝鮮戦争;戦火を逃れて;母の再婚 ほか)
第2章 江華島ふたり旅(はじめての江華島;日韓の近代史が始まった島を歩く;明治維新5年めで対外戦争合祀が始まる;生家前で父の記憶がよみがえった;ヒジャさんの口惜しさが胸に響いた ほか)
資料 イ・ヒジャさんの裁判をもっとよく理解するために
著者等紹介
李煕子[イヒジャ]
1943年、韓国・江華島生まれ。日本軍に徴用された父親とは生後13ヵ月で生き別れた。1980年代、韓国の戦争被害者が日本政府に対して補償を求める運動に参加、父親の死亡記録、合祀記録に出会う。2001年、父親の合祀取消しを求めて東京地方裁判所に提訴、現在に至る
竹見智恵子[タケミチエコ]
1939年、埼玉県生まれ。2001年にイ・ヒジャさんと出会い、合祀取消し運動が日本社会に投げかけた意味の大きさを感じとり、取材を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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