有事法制下の靖国神社―国会傍聴10年、わたしが見たこと聞いたこと

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有事法制下の靖国神社―国会傍聴10年、わたしが見たこと聞いたこと

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784816609015
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C3014

出版社内容情報

国会傍聴10年、わたしが見たこと聞いたこと―国会を傍聴しつづけて10年、 テレビには映らない、“はだかの国会“の姿をつたえる。


目次(一部)
1999年8月 野中官房長官のA級戦犯分祀発言 [8月6日]
2000年10月 船舶検査活動法案閣議決定 [10月27日]
2001年4月 小泉純一郎首相誕生 
2002年2月 韓国「特別法案」について
2003年7月 「昭和の日制定」のための衆院内閣委員会、北川れん子議員の批判発言 
2004年3月 65年前の3月24日、朴寛俊長老、朴永昌青年、安利淑女史の抗議行動
2006年1月 小泉首相施政方針演説 [1月20日]
2007年11月 私たちの憲法 第9条と第20条
2008年11月 田母神論文を弾劾する


まえがき
国会では、周辺事態法などの新ガイドライン三法が成立した1999年、衆・参両院に憲法調査会が設置され、国旗国歌法が成立した。戦後体制を変更させる政治姿勢が顕在化するなかで、私は事柄の重大性を受けとめ、本会議をはじめ、可能な範囲で重要法案の審議を傍聴しようと決意した。
2002年4月16日(火)夜9時過ぎに、戦後初めて有事=戦争に対処する法体系化である有事法制関連3法案を閣議決定、翌日午前中に国会に提出された。小泉純一郎内閣の時である。
靖国神社参拝、国家護持の要望が天皇の参拝の実現をめざして、麻生太郎現首相の具体案として公開された。靖国神社、護国神社に学校の集団訪問ができると渡海紀三朗文部科学大臣答弁がなされ、推進派は実質参拝が可能になったと解釈した。具体例が聞かれる現状である。
私は国会傍聴によって、日本国憲法に明記されている第9条(戦争放棄)、第19条(思想及び良心の自由)、第20条(信教の自由、国の宗教活動の禁止)などの原理原則を無視し、憲法・防衛・教育を三本柱とする院外の推進派運動と呼応する国会の今を知ることができた。事柄の重大性を読者に訴えたいと本書を編纂した。


「靖国」問題について一貫して関わってきた著者が、この10年の国会の動きを報告する。そこから見えてくるものは何か? 靖国神社問題を軸に、危機的状況にあるわたしたちの憲法について語る。 

目次

野中官房長官のA級戦犯分祀発言
野中発言の趣旨
東京都議会と靖国神社問題
野中発言を考える―いま、なぜ、靖国か
憲法調査会始まる
靖国神社問題の審議、参議院総務委員会
森首相「神の国」発言と村上正邦議員発言
2000年8月15日を前に―揺れる靖国神社
石原都知事の公式参拝
船舶検査活動法案閣議決定〔ほか〕

著者等紹介

西川重則[ニシカワシゲノリ]
1927年生まれ。「靖国神社国営化反対福音主義キリスト者の集い」代表、「キリスト者遺族の会」実行委員長、「政教分離の侵害を監視する全国会議」事務局長、「平和遺族会全国連絡会」代表、「NCC靖国神社問題委員会」委員、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」事務局長、「戦争被害調査会法を実現する市民会議」共同代表、「重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京」事務局長、憲法連続講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。