目次
第1章 巌谷小波の朝鮮観・中国観
第2章 台湾―近くて遠いところ
第3章 『亜細亜の曙』の反英米
第4章 ガンジーだけがインドなのか
第5章 “冒険ダン吉”の南洋
第6章 描かれた“支那”の子ども
第7章 日輪兵舎のまやかし
第8章 『真珠艦隊』という悲劇
第9章 第五期国定国語教科書の場合
第10章 『ビルマの竪琴』の二つの顔
第11章 漂流の物語―その系譜
著者等紹介
長谷川潮[ハセガワウシオ]
児童文学評論家。1936年、東京に生まれる。法政大学文学部卒業。ながらく大学図書館に勤務したが、現在は研究、評論、創作など児童文学全般にわたって活動している。なによりも人間の生命を大事にするという思想を根底におき、社会との関係に目を注いでいる。2006年、『児童文学のなかの障害者』(ぶどう社)で、日本児童文学者協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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