出版社内容情報
憲法9条は、傷だらけだが、いまも日本を「戦争のできる国」にすることから守っている。平和憲法をなんとしても、未来につなげていかなければいけない。現在の憲法をめぐる国会の状況をめぐる国会の状況をレポートする。
目次
1 平和憲法を未来につなぐ可能性――「改憲国民投票」と市民運動の論理
2 いったい何を「調査」したのか――検証・憲法調査会の五年間
3 公開質問状と回答 民主党枝野幸男憲法調査会長VS市民連絡会
資料 自由民主党新憲法草案(現行憲法対照)
日本国憲法の改正手続きに関する法律案要綱(与党案)
この国のあり方が問われている状況で、高田さんは「平和憲法をなんとしても、未来へつなぎたい」と、日夜奮闘している。その思いが伝わる迫真の憲法問題レポート。
目次
1 平和憲法を未来につなぐ可能性(はじまった歴史的な激突;九条を破壊し、「戦争のできる国」をめざす自民党新憲法草案;憲法改悪のための手続き法案(国民投票法案など)
改憲と「戦争をする国」への流れを止めるために)
2 いったい何を「調査」したのか―検証・憲法調査会の五年間
3 民主党枝野幸男憲法調査会長vs市民連絡会
著者等紹介
高田健[タカダケン]
1944年12月福島県生まれ。1965年早稲田大学文学部中退。1986年国際経済研究所設立、同代表。1993年STOP!改憲・市民ネットワーク結成。1997年憲法調査会設置のための国会法改定に反対する運動開始。1999年許すな!憲法改悪・市民連絡会結成。2000年憲法調査会市民監視センター(現・けんぽう市民フォーラム)設立。2002年イラク反戦運動「WORLD PEACE NOW」の結成を提唱。2004年「九条の会」結成に際して事務局員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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