絵画の東方―オリエンタリズムからジャポニスムへ

絵画の東方―オリエンタリズムからジャポニスムへ

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  • サイズ A5判/ページ数 407,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815803650
  • NDC分類 723.05
  • Cコード C3071

出版社内容情報

西欧近代美術の外部に排除された広大な領域と、内部に取り込まれた諸要素との
臨界を検証し、その透過と拒絶のメカニズム、および諸要素の意味と運命を、ドラ
クロワからゴッホ、ゴーギャン、マティスへ、あるいは徳川日本の洋風画から、北
斎、印象派、世紀末装飾藝術まで、卓抜な読みと縦横な論理をもって描き出した労
作。
目次:
序 西欧近代美術とその外部/第1章 オリエンタリズムと表象の限界/第2章 
透視図法の往還――徳川洋風画から西欧ジャポニスムへ/第3章 ジャポニスムと
日本美術――規範の葛藤/第4章 幻想の合わせ鏡――ファン・ゴッホの日本 東
洋のファン・ゴッホ/第5章 失楽園の修辞学――ゴーギャンと異文化交雑の倫理
/第6章 表象の彼方へ――装飾再考/補章 画家に棲まう美術史――モーリス・
ドニの軌跡

内容説明

表象の暴力と西欧近代美術の臨界。西欧の内部と外部の狭間に降り立ち、近代美術の営みをその文法が破綻を余儀なくされる限界点から再考する。

目次

序 西欧近代美術とその外部
第1章 オリエンタリズム絵画と表象の限界
第2章 透視図法の往還―徳川洋風画から西欧ジャポニスムへ
第3章 ジャポニスムと日本美術―規範の葛藤
第4章 幻想の合わせ鏡―ファン・ゴッホの日本 東洋のファン・ゴッホ
第5章 失楽園の修辞学―ゴーギャンと異文化交雑の倫理
第6章 表象の彼方へ―装飾再考
補章 画家に棲まう美術史―モーリス・ドニ『理論集』の軌跡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yosuke Saito

2
既刊『絵画の黄昏』に続く意欲作。日本語で読めるオリエンタリスム研究書としては第一に挙げておきたい。2011/12/03

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