出版社内容情報
現実の建築物は最良の教科書。そこに住む人々は最上の師。机上の訓練や座学をどれだけこなしても建築の腕前は上達しない。とはいえフィールドワークは名人芸に近い。この本を読めばどこの研究室のドアを叩けばよいかが分かる!現実の建築物は最良の教科書。そこに住む人々は最上の師。机上の訓練や座学をどれだけこなしても建築の腕前は上達しない。とはいえフィールドワークは名人芸に近いという。どうすれば習得できるのか? この本を読めば、どこの研究室のドアを叩けばよいかが分かる!
日本建築学会[ニホンケンチクガッカイ]
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内容説明
日本を代表する建築学研究室のスケッチや実測図が満載!現実の建築物は最良の教科書。そこに住む人々は最上の師。机上の訓練や座学をどれだけこなしても建築の腕前は上達しない。とはいえフィールドワークは名人芸に近いという。どうすれば習得できるのか?この本を読めば、どこの研究室のドアを叩けばよいかが分かる!
目次
序 方法論としてのフィールドワーク
1 居住空間の原理を探る
2 集落世界をあぶり出す
3 都市に生きる人々の暮らしを捉える
4 都市に堆積した時間を紐解く
5 居住文化から建築を読み解く
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
4
2018年刊。原廣司をはじめフィールドワークを特色とする14の研究室の方法論を紹介した一冊。教え子による紹介文なので若干遠慮はある感じはしますが、しかし研究室の内側で実際にフィールドワークを経験した立場ならではの証言は興味深いです。当時の野帳などは圧倒的。2022/11/12
a6
1
p.22 (上空からの写真が撮りたくて検討)そのうち新聞で室岡克孝が世界凧写真コンクールで1位になったというニュースを知り、彼に協力を求めた。/▽それぞれの人が体得してきたフィールドワークの方法などを見取り図的に書いた本。22ページのエピソードは目的への真剣さと子どもの遊びのイメージのある凧の組み合わせ、新聞での出会いなど全てが良かった。2021/05/13